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ニュース映画

毎日世界ニュース 403 もめる国鉄志免炭鉱

番組ID
N00757
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年04月29日(水)
時間(秒)
97
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
経営の赤字を理由に民間払下げという問題に直面する福岡県の国鉄志免炭鉱。ここに働く3千人の従業員は、これによって起る人員整理と待遇の低下を恐れて、連日激しい反対を続けている。1959年4月26日には、大挙所長室に押し掛け、赤坂所長に迫って「志免炭鉱の経営は総合開発で黒字に出来る」という共同声明を発表。民間調査団の立ち入りは、ピケを張って実力で阻止するという決戦の構えである。更に吊し上げは夜に入っても続けられ、日増しに殺気立つ労使の対立には、来たるべき激しい正面衝突が思いやられる。この払下げには、入札をめぐって多くの疑惑も乱れ飛んでおり、明治以来70年の歴史を持つこの鉱山は、今深刻な転換期に立とうとしている。

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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