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ニュース映画

毎日世界ニュース 357 岸兄弟内閣成立

番組ID
N00587
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上映日
1958年06月18日(水)
時間(秒)
260
カテゴリ
政治・経済
概要
1958年6月10日招集された特別国会は、冒頭から、国会の役員をすべて独占しようとする自民党と、これに反対する社会党との話し合いがつかず、衆議院議長の選挙を手始めに、16の常任委員長のイスをめぐって、2日がかりで延べ10時間以上にわたる堂々めぐりを繰り返し、岸信介首相の指名を終わったのは、12日の夕方という意地と根気の張り合いであった。しかし、これに対して組閣は電光石火、佐藤栄作氏の大蔵大臣をはじめ、重要ポストのほとんどは岸・佐藤派など主流派で固め、池田勇人氏を無任所大臣にまつりあげた、いわゆる「岸兄弟内閣」が成立した。評論家の大宅壮一さんは「国と言う大事業を入札で請負った同族会社みたいな感じだ」といっているが、岸さんは「ホトトギスの鳴く音も見よう聞きよう」と、派閥人事との批判も素知らぬ顔。ホトトギスの鳴く箱根山中で、今ひと休みといったところである。

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毎日世界ニュース 370 足並み乱れた勤評スト

1958年9月12日、日教組(日本教職員組合)は文部大臣との会見を求めたが、門前払いにあって、話合いの途は閉ざされてしまった。13日、事態を見かねた7人の学長グループは、この危機を避けるため文部省と日教組の斡旋に乗り出したが、斡旋はついに失敗に終った。いよいよ15日、和歌山市の先生たちは、正午で授業を打ち切り、教育委員長室に押しかけ勤評(勤務評定)反対の要求書を読み上げた。熊本県炭鉱地帯の小学校では、生徒が一斉に早退届を提出、迎えに来た母親に引き取られて行く。東京では、お母さんたちが授業参観戦術を取って、正午打ち切りの授業に監視の目を光らせた。福島県では、全国でただ1県10割休暇闘争に突入。しかし、ほとんどの学校は、前日(日曜日)に振替え授業や運動会を行って、実質上組合の足並みは乱れた。北海道でも遠足や野外スケッチでのどかな一日を送った。闘争の中心地東京では、午後から一斉に抗議集会が行なわれた。全学連(全日本学生自治会総連合)6000名も統一行動に同調、目のカタキ文部省の前で激しい反対デモを繰り広げた。こうして、この日全国各地に大きな波紋を投げかけた勤評闘争は、文部省・日教組対立の溝を深めながら、新しい段階を迎えるに至った。


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