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テレビ番組

新ふるさと百景 鳥取漆器の復活をめざして

番組ID
210507
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放送日時
2016年03月27日(日)10:55~11:25
時間(分)
25
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
日本海テレビジョン放送(NKT)
製作者
日本海テレビジョン放送(NKT)
制作社
日本海テレビジョン放送(NKT)
出演者
スタッフ
演出:井田聡、制作:河野信一郎
概要
時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆江戸時代、鳥取藩32万石の城下町として栄えた鳥取は、古くから様々な工芸が盛んだ。その鳥取市で漆器を作るのが橋谷田岩男さん。漆塗りはまず木地を研ぐことから始まる。次に精製された漆に、何も混ぜない「生漆」を塗っていく。漆を塗った器は、乾燥させるため「漆室」や「漆風呂」と呼ばれる乾燥庫に入れる。漆は一般的な塗料と違い、一定の温度と湿度が無いと乾燥しない。捨て塗りの漆が乾いて、再び研ぎ出しをした盆に、再び漆を下地として塗る。これで木地の表面にある小さな傷などを埋めて、仕上がりがきれいになるようにする。さらに数日間、乾燥した盆を研ぎだした後、もう一度生漆を塗る。これを再び乾燥すると、ようやく下地作りが終わり、上塗りの工程へと移っていく。ここからの作業は、仕上がりを左右するため、神経を使う。下塗り、中塗り、上塗りと3回繰り返して仕上げていき、ひとつの埃もついていないか、厳しくチェックしながら、刷毛を使って丁寧に塗り上げる。漆器は一部の愛好家だけのものではなく、誰もが身近に使ってもらえるものにしたいと、橋谷田さんは言う。現在は廃れてしまった鳥取の漆器。鳥取の風土に合い、多くの人に使ってもらえる新しい鳥取ブランドの漆器を確立する。そして、それを鳥取で多くの職人が関わって制作し、再び漆文化を復活したいと語る。
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