テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

島に生きる ~小呂島 たった一人の一年生~

番組ID
208610
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2013年05月24日(金)10:40~11:35
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
ナレーション:奥貫薫
スタッフ
撮影:岩田圭輔、撮影:衛藤紀幸、撮影:中津留顕、撮影:藤元公了、撮影:福山博樹、撮影:岩本和也、撮影助手:前迫翔太、撮影助手:中野勝平、編集:安田成美、題字:半田真理子、EED:工藤彩、CG:津田初枝、ディレクター:岩本和也、プロデューサー:持留英樹、制作:松延健次
概要
人口約200人の小さな離島、福岡市西区「小呂島(おろのしま)」。大都市・福岡市の一部でありながら、本土から船で1時間かかり、玄界灘に浮かぶこの島の存在は、福岡市民にもあまり知られていない。小呂島には、唯一の学校・小呂小中学校がある。児童生徒数は合わせて12人。そんな小さな学校に、たった一人の新入生が入学した。島唯一の小学1年生、北川颯くんだ。◆少人数の学校ながら、運動会には全島民が集まるなど、総は強い。地域の繋がりが希薄になった現代社会の中で「島みんなが家族」の愛情を一身に受け、颯くんは成長していく。しかし、島での教育は本土の子どもたちに比べ、どうしても弊害が多い。水泳学習では島にプールがないため、普段漁港の片隅を使って海水で授業を行う。冬場になると、物資を運ぶ船が時化の影響で欠航することが多くなり、給食の食材が届かないことも珍しくない。◆そして学校に限らず、島で最も不便さを強いられるのが医療だ。小呂島には、駐在する医師がいない。月に一度、本土の病院から医師が診療にやってくる。そんな環境で生活してきた颯くんには「お医者さんになる」という夢がある。颯くんが5歳の頃、1つ年下の島の女の子が病気で亡くなった。それ以来、颯くんは医師になりたいと話すようになったという。◆一方で小呂島の高齢化率は、県全体の22.4%より低い19.7%。他の離島と比べてもその低さは際立っていて、島の自慢だ。島民の絆が強いのはもちろんだが、豊富な水産資源がある漁業で、若者の働き場所が確保されているというのも大きい。しかし今、この島で漁獲高が下落しているという。さらに魚価の低迷、燃料費の高騰で、漁師である颯くんの父も不安を感じはじめている。「このまま手をこまねいている訳にはいかない」島の若手たちが島興しに力を入れ始めた。◆番組では、島に初めて赴任してきた重祐平先生にもスポットをあてる。颯くんの担任として多くの思い出を作ってきたが、終業式と同時に離任が決まり、涙の別れで島を離れた。颯くんが経験した出会いと別れ、そして成長を見つめ、小呂島の1年を描く。

同じ年代の公開番組

ダイドードリンコスペシャル 熱き山車 里山をかける! ~市川三郷 宮原浅間神社の春祭り~

山梨県市川三郷町は人口1万7千人余り。宮原地区にある宮原浅間神社は、第十二代景行天皇の時代に創建されたと伝えられる古社で、県南部の中心的な神社として信仰を集めている。◆毎年4月に行われる春季例大祭では、神興と山車が地域を巡行し、太々神楽が奉納される。祭りは氏子が住む3つの地区、岩間・葛篭沢・宮原が輪番で担当。山車の数や神興の担ぎ手の年齢制限など、地区ごとに祭りの形態を変えて実施しているユニークなものだ。2013年に担当した宮原地区は、数えで41歳以上の年配者が神興を担ぎ、16歳から40歳までの若者が女装し、昔ながらの木車の山車を引くのが習わし。そして神様を乗せた神興に少しでも長く地域にとどまって欲しいとの思いから、神興の巡行を山車が邪魔をするせめぎ合いを繰り広げる。◆春祭りの一か月半前、宮原地区の集会所に若者たちが集まり、山車の飾り付けの準備が始まった。手作りした花で山車を装飾するのが宮原地区の伝統である。山車を担当するのは「祭典協力会」という地区の若者有志の集まり。宮原地区の山車は昔ながらの木製車輪で、重さが1トンもあるので、引くには最低でも20人は必要だ。協力会の会長と副会長は、年齢的に山車を曳ける最後の年ということで、ひときわ熱い思いで取り組んでいる。◆山車の準備には何日もかかる。その共同作業を通して、地域の若者の結束は固まっていく。祭りの直前には稚児の舞の練習もスタート、神社では地区住民をあげての準備が行われた。晴天に恵まれた祭り当日、先に進もうとする神興と、とどまらせようとする山車のせめぎ合いは、巡行が進むにつれてヒートアップしていく。番組では、三年に一度の春祭り、それぞれの思いを記録する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
月曜ミステリーシアター 刑事のまなざし〔4〕 無縁

「人を信じる仕事」から「人を疑う仕事」へ、40歳を超えて少年鑑別所の法務技官から警察官に転身した夏目信人は、“遅れてきた新人刑事”。透明感ある“まなざし”で事件と向き合う夏目刑事の活躍を描く。原作:薬丸岳。(2013年10月7日~12月16日放送、全11回)◆第4回。中古書店で万引き事件が発生。犯人は店員に催涙スプレーを吹き付けて逃げたという。強盗傷害との通報で現場へ向かった夏目(椎名桔平)ら強行犯チームだが、犯人は7歳くらいの男の子(黒澤宏貴)で、万引きしようとしたのは星のぞみ(小林恵美)という、一昔前に人気を博したグラビアアイドルの写真集だった。翌日、少年が保護されたが、名前どころか一言も話さずだんまりを通すばかり。この子は誰なのか、なぜ写真集を万引きしようとしたのか。夏目が男の子の足取りを丁寧にたどると、星のぞみは数年前にひき逃げ事故で亡くなり、彼女の息子、裕希が行方不明になっていた。詳しい事情を調べるために、夏目と安達(小野ゆり子)は裕希の父親・栗原裕久(吹越満)に会いに行く。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
学び舎をかこんで ~創立135年 12人の児童と最後の1年~

山形県の寒河江市立田代小学校。135回目の卒業式、唯一の6年生が卒業証書をもらう。しかし、この日は学校にとっても、児童にとっても、そして地域にとっても特別な卒業式になる。6年生の彼だけが卒業するのではなく、児童全員、教職員全員がこの学び舎を卒業する…。◆そんな田代小学校では、3つの特色ある取り組みが行われていた。一つめは「畑の活動」。児童一人一人が一人ひと作物をつくる活動で、採れた野菜は給食や無人販売所に並ぶ。児童たちは、児童をサポートする地域の人々と畑の活動を通して生きる力を学んでいる。二つめは「自校給食」。田代小学校の給食は自校で調理する。調理師は、児童が育てた野菜を生かそうと心を込めて給食を作る。そして児童たちは、自分たちが育てた野菜を食べることで心の豊かさを学んでいる。そして三つめは「地域の人々との関わり」。畑の活動、無人販売所の袋つめをサポートするグリーンキーパーと称する地元の人々が存在する。息子や孫がいなくても学校との関わりを持てると、地元の人々は話す。学校と地域が密接に関わり合っているのだ。◆番組では、田代小学校の最後の卒業式からさかのぼる形で、畑の活動、昔ながらの田植え、収穫、収穫感謝祭、新年の餅つきだんご木づくりと、12人の児童の日常の様子を振り返る。そして「学校」と「児童」と「地域」の関係性を見直し、地域の中での学校の存在を考える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
憧憬の湖 クニマス里帰りに生涯をかけて

2010年、京都大学の研究者らが山梨県西湖でクニマスを見つけたと発表、“奇跡の魚”として大きな話題となった。クニマス(国鱒)は秋田県田沢湖の固有種で、70年前に絶滅したとされていたのだ。◆このクニマスを生涯探し続けた人がいる。最後のクニマス漁師、三浦九兵衛さんだ。九兵衛さんは文献などをもとにクニマスの生態や漁について調べ、生き残っている可能性がある湖で調査も行っていた。「必ずクニマスの子孫が生きている」そう信じて調査を続けたが、再びクニマスの姿を見ることはかなわず、2006年にこの世を去った。◆九兵衛さんの遺志は息子、久さんに受け継がれている。発見後、クニマスと対面した久さんは涙を浮かべて喜んだ。「親父が言っていたことは嘘じゃなかった」。久さんは田沢湖を再生してクニマスを里帰りさせる活動を行っている。番組では、生涯をかけて失われたクニマスを取り戻そうとする三浦さん親子の思いに迫る。またその思いに共感し、クニマス里帰りへの願いを込めながら絵筆を走らせる日本画家・細川良治さんの姿を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組