テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

HBCラジオ 防災特別番組 ラジオでつなぐ!言葉のバトン

番組ID
R24932
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年09月01日(金)13:00~14:00
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
制作:田村隆行、演出:山根あゆみ
概要
9月1日の防災の日に合わせて制作した特別番組。地震・津波や暴風雪といった災害の時にラジオが正確かつ有益な地域情報をどう伝えていくのか。道内各地のコミュニティFMのパーソナリティと電話をつなぎ、災害時の各コミュニティFMのスタジオ体制、情報を伝える際の心構えなど、地域ごとの防災のテーマや取り組み等を聞いていく。コミュニティFMのパーソナリティからは、聴取エリアが限られ、情報を取りこぼしてしまうというリスナーの声があったことから、全道ネットが可能な放送局から有事の際には必要に応じてコミュニティFMを活用することを周知してほしいという声が上がった。また地域の情報はコミュニティFMにはかなわない部分もあり、互いに連携していきたいという思いを確認した。身の安全を確保しつつ、正確な情報を伝えるためにラジオ局ができることは何か、地域住民の命を守るためにどう取り組んでいくべきか、改めて万一の際の行動・対応を考える。

同じ年代の公開番組

音を拾って ~僕らの演奏海~

名古屋を中心にライブ活動を続けるアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミから作られている。例えば、ペットボトルのキャップと漂着したブイ、釣り糸を使った「プラチックギター」、魚をイメージした馬頭琴ならぬ「魚頭琴(ぎょとうきん)」など、ネーミングもユニークだ。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明さん。独学で作られた楽器から生み出される音は、ゴミ由来とわからないほど本格的である。大表さんが海洋ゴミを使った楽器作りに携わるきっかけは、環境保護団体「サンクチュアリNPO」で活動していた佐々木善之さんの存在だった。佐々木さんは2001年から静岡県浜松市の海岸で海洋ゴミの回収を続けている。佐々木さんによるとゴミの量は右肩上がり。鳥類や絶滅危惧種のアカウミガメなどに深刻な被害をもたらしている。佐々木さんは「地域を汚すと人の生活も身体も汚れる。この問題を他人事にせず、自分たちの生活から改善していくことの重要性を伝えたい」と語る。番組では海洋ゴミから楽器を作り出す際のエピソード、楽器たちが生み出す音色、大表さんらゴミンゾクのメンバーや佐々木さんのインタビュー、ゴミンゾクの演奏もオンエア。ゆったりとして澄みきった音の数々に耳を傾けながら、少しでも海に想いを馳せ、日ごろの暮らしを見つめなおす。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組