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ラジオ番組

YBSラジオスペシャル 報怨以徳 リポート塀の中の高齢化

番組ID
R22177
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放送日時
2017年03月25日(土)18:00~19:00
時間(分)
56
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)
出演者
ナレーション:酒井康宜
スタッフ
録音:内田孝輝、構成:内田孝輝、編集:内田孝輝、プロデューサー:石川治
概要
社会の高齢化に伴い、刑務所でも受刑者の高齢化が進んでいる。出所しても再犯に走る高齢者の背景には、身寄りも仕事もないという孤独がある。高齢者による再犯の実態を伝えながら、“負の連鎖”を断つための刑務所や施設の取り組みを取材し、高齢者に犯罪を繰り返させない社会作りを考える。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第65回報道番組優秀)

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SCRATCH 線を引く人たち

RKB毎日放送の神戸記者は、東京に異動し単身赴任を始めた直後に、神奈川県相模原市で発生した障害者殺傷事件に遭遇し、強いショックを受けた。それは記者自身に障害のある子供がいたからだ。「息子よ。そのままで、いい」と綴り、父親として個人的にフェイスブックに投稿した文章は、おぞましい事件に対抗するメッセージとして、社会に広く拡散した。この文章に曲がつけられ、8分の歌となった。この歌を放送しようと模索する中で、TBSラジオとの共同制作番組の企画が生まれた。植松聖被告は、事件を起こした動機を「障害者には生きている意味がないから」と供述した。インターネット上に一定程度存在する、その動機を是認する人々。辺野古基地反対派や在日コリアンに対するヘイトスピーチ。通底するのは、相手との間に一線を引き、線の向こう側の人々の存在や尊厳を否定する行為であることだ。神戸記者は葛藤しながらも、植松被告に会うことを決意する。面会を申し込むと、被告から承諾の返信が来た。そこには、「子供をいつまで生かしておくのですか」と書かれていた。圧倒的な憎悪の前に立ちすくみながら、障害児の父でもある記者は、植松被告と直接対峙することになった。◆TBSラジオ・RKB毎日放送共同制作 報道ドキュメンタリー


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