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ラジオ番組

ふるさとといのちを見つめて 三陸の音人・大久保正人

番組ID
R21265
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放送日時
2014年05月25日(日)11:00~11:59
時間(分)
59
ジャンル
music_note
音楽
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
大久保正人、ナレーター:大塚富夫
スタッフ
ディレクター:井上学、プロデューサー:姉帯俊之
概要
大槌町出身の大久保正人さん(59歳)は、少年時代にロックとギターに目覚め、高校時代はジャズに引き込まれ、東京での大学生活を経て帰郷。1980年代には姫神せんせいしょんのメンバーとして岩手から全国に音楽を発信したほか、ソロでも活動し、やがて模倣でないオリジナルの音楽を求めて尺八や笛で和の音楽性を追求するようになった。東日本大震災で大槌町では1割以上の住民が犠牲になった。震災後町を離れた人が県内で最も多く、留まった人たちもその約3分の1が町内48ヵ所の仮設団地に暮らしている。少ない平地はほとんどが被災エリアで、再建の目処もなかなか立たない。大久保さん自身は津波に追われるもかろうじて生き残った。自宅と実家は流され、父を亡くした。震災後、何かに動かされるように音楽に没頭する大久保さん。ふるさとの風景や人々の心を音楽で残したいと、ただただ音を紡いでいく。最後に大久保さんが震災といのちを音で表現した大作「静寂」を聴く。

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