テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

FMシアター 鳥を放つ日

番組ID
R20896
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年01月14日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
脚本:大河内聡、演出:江澤俊彦、制作統括:小見山佳典、音楽:横山克、技術:浜中邦基、効果:岩崎進
概要
少年の目から見た両親の国際結婚と、祖国とは何かという問いかけを、無理解な差別も含め、厳しく残酷な現実を踏まえながらも温かく描く。◆中学3年生の寺橋イサムは、迷子のジュウシマツを捕まえた。イサムの父は日本人、母はカンボジア人だ。母・チャンタは、カンボジアで誠治と出会い、20歳の時に結婚して来日した。お弁当工場でパートをして7年になるが、育児とパートで忙しく日本語を勉強する機会がなかった。イサムは学校ではいじめられないように母のことは隠していたが、ある日それが知れると、急に周囲の態度が変わってしまった。イサムは自分は日本人なのかカンボジア人なのかと思い悩む。一方、チャンタはイサムとのコミュニケーションに不自由を感じ始め、夜間中学に通おうと決意する。◆作:大河内聡、出演:上村祐翔、板垣桃子ほか。ABU賞受賞、初回放送2010年10月9日。

同じ年代の公開番組

明日があるさ 島の絆は消えず / エフエム仙台開局30周年記念特別番組

宮城県の離島、出島(いずしま)は東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた。島民の多くは故郷を離れ、仮設住宅などに暮らしている。全校生徒5人になった女川第四小学校では2011年8月、復興支援の一環として子ども達による打楽器カホンのバンドが誕生した。戸惑いながらも練習に励み、どんどん上達する子ども達。招待を受けた神戸市の小学校や、仙台市で行われたイベントで「明日があるさ」を演奏し、その成果を発表した。一方、散り散りになった島の大人達は、島の祭りを復活させ、辛うじて被害を免れた神輿を担ぎ、島民同士の絆を再確認した。島の伝統芸能である獅子風流(ししふり)保存会の一部のメンバーは子ども達への指導を再開。また島の名所を織り込んだ島唄「寺間小唄」を歌う阿部みさをさん(92歳)は、震災で島を離れた翌年体調を崩し、息子に歌を託して他界した。第四小学校は2013年廃校になる。まだまだ先の見えない不安の中で、音楽や祭りを通じて絆を取り戻し、明日への希望を見出そうとしている島の人々の姿を、約1年をかけて追った。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組