テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

イズミダアワー それでどうよっ!

番組ID
R20256
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年10月31日(土)22:15~22:59
時間(分)
45
ジャンル
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
熊本放送(RKK)
製作者
熊本放送(RKK)
制作社
熊本放送(RKK)
出演者
スタッフ
演出:イズミダタツヤ、制作:中山直、技術:立花研二
概要
車、音楽、落語など幅広い知識を持つイズミダタツヤが、毎回一つの話題を取り上げる。(2009年4月放送開始)◆この日のテーマは電気自動車。2009年の東京モーターショーにはかつてのようなスーパーカーの姿はなく、ハイブリッドカーや電気自動車が中心で、さながら環境フェアのようだったという。近未来の自動車、EVの実情に迫る。ゲストは日本EVクラブの上田てるみさん。EVは連続走行距離が短いのですぐ停まるのでは?、家庭で充電するとき電気を大量に消費するのでは?という不安を持たれるが、最新のものは改良が進み、連続走行距離が400km(メーカーカタログ値)、充電の消費電力量はごくわずかで、これは上田さんの実感でもあるという。PRはしているというものの、まだ認知度が低いEV。とはいえ、騒音がなく二酸化炭素を排出しないEVはまさに環境の世紀、21世紀の乗り物である。

同じ年代の公開番組

故郷に逃げも隠れもしない墓 ハンセン病問題基本法施行によせて

国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
秋寅寄席繁昌記

香川県丸亀市の通町商店街に、大正時代から残っている家屋がある。「秋寅の館」と名付けられ、まちの駅として市民の文化交流の拠点として利用されている。ここで定期的に開催されているのが、秋寅寄席。高座と観客の距離が近いアットホームな寄席だ。この寄席を始めたのは、ボランティア落語家の白鷺亭楽笑さん。寄席を多くの世代に親しんでもらうために「子供落語講座」を企画した。その子どもたちが実際に秋寅寄席の高座に上がる。その中の一人、潮流亭謙笑君は小学3年生。酔っ払いの真似や武士の言葉もきちんと表現する。謙笑君もお父さんに厳しく指導されながら、一生懸命練習している。もう一人の女の子噺家日向家ひかるちゃんも、練習は家族の前で行う。家族が、そしてお客さんが自分たちの落語で笑うと、子どもたちはとてもうれしい表情を浮かべる。秋寅寄席のスタッフは、商店の人々。この寄席を通じて街の活性化を願っている。街に少しでも光を、と秋寅寄席を開催する大人たちの思いを縦軸に、子どもたちの落語に対する思いを横軸に、落語という伝統芸能を通して、子どもと家族と街が少しずつ幸せになっていく姿を描く。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成brush演芸radioラジオ番組