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ラジオ番組

ラジオドキュメンタリー 救済、未だ遠く… ~カネミ油症40年 ある女性患者の闘い~

番組ID
R03574
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放送日時
2009年05月31日(日)22:00~22:42
時間(分)
42
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
語り:奥田智子
スタッフ
構成:花田明男、演出:花田明男、制作:臼井賢一郎、制作:濱田克則、録音:中嶋知広、編集:日野香織
概要
カネミ油症事件発生から40年、長崎県五島市には被害者の4割が集中する。宿輪さんはここで患者の聞き取り調査を7年前から続けている。原因不明の吹き出物に苦しむ人、脱毛が治らない人。島民たちは静かに、そして祈りの中で、油症被害を証言する。「今の認定制度では患者達は救われない」と宿輪さん。五島には多くの未認定患者が暮らす。同じカネミ油を食べたのに判定が分かれている夫婦、当時“黒い赤ちゃん”で生まれた男性。認定制度の厚い壁に阻まれ、1円の助成も受けられない。元厚生大臣の坂口力氏は、認定制度の背景を初めてカメラの前で語った。昨年末、総理に1分間の陳情を許された宿輪さんは、患者の40年に及ぶ苦しみと救済への願いを訴える。未認定患者たちは果たして認定されるのか。宿輪さんと患者達の闘いに、一つの答が示される日が来た。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第57回報道番組部門優秀)

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