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ラジオ番組

やうこのアルデンテ ルーム

番組ID
R03539
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年05月17日(日)07:00~07:30
時間(分)
29
ジャンル
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トーク・ワイドショー
放送局
静岡エフエム放送(K-MIX・静岡FM)
製作者
静岡エフエム放送(K-MIX・静岡FM)
制作社
静岡エフエム放送(K-MIX・静岡FM)
出演者
スタッフ
制作:久保田克敏、演出:峰村知子
概要
富士市出身のシンガー・ソング・ライター、やうこ。音楽的にも思考的にも独創的な世界を放つ彼女が、食べごろのパスタのように、やわらかく包み込みながら一本筋の通った“アルデンテ・トーク”で、様々なテーマについて語りかける毎週日曜朝の番組。(2009年4月放送開始)番組キーワードは「“1mmズレた視点”のおもしろさを感じるようになってきたら食べ頃?」。番組のメインは「気付く力(キヅクリョク)のコーナー」。誰もが疑わない一般常識だけど、よく考えてみると何か変と思うことや、大人になって忘れてしまった、子供の頃の「なぜ?」という単純な視点を思い出してみようというもの。この日の「気付く力」は『ウザい人になろう』。

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国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


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