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ラジオ番組

ラジオ深夜便 いま戦争を考える 平和な明日を築くために なぜ家族を殺したのか

番組ID
R03413
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放送日時
2006年08月10日(木)01:10~01:46
時間(分)
36
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
概要
戦争体験者の生の声を伝えるインタビューシリーズ。沖縄県の宮城さんと座間味島を訪ね、現場となった壕で集団自決の話を聞く。昭和20年3月23日、慶良間諸島への艦砲射撃が始まり、小学5年だった宮城さんは家族と壕へ隠れた。26日に米兵が上陸を開始。米兵の残虐さを教えられていた住民たちは、パニックの中で手榴弾による集団自決を選んだ。宮城さんは生き残るが、死に切れなかった人々の他の手段で自決していく様子を目撃した。筆舌に尽くし難い場面にも遭遇したが、感情を失い、何も感じなくなっていた。人間は神にもなれるし悪魔にもなれる、と語る宮城さんは、戦争の残酷さを伝える手記を書き続けている。(インタビューの部分のみを収録)
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第五福竜丸だけだと思われた南太平洋での被爆事件。その裏に隠され続けてきた巨大被爆事件を調査報道によって浮かび上がらせる。◆当時のマグロ漁船乗組員は、生存していれば60代後半から70代。普通に暮らしていれば元気に第二の人生を謳歌している年代である。しかし調査の結果、彼らの多くがガンなどの被爆によると思われる原因で死亡していた。証言は生々しく、多くの船が実験現場のごく近くで操業していたため、光や音、死の灰を目撃。また、仲間たちの死因についても大きな疑問を抱いていることが分かる。◆これまでこの事件が公にならなかったのは、政治的な隠蔽。魚が売れなくなる事を恐れた漁協による緘口令。そして、魚が売れなくなる事で生活できなくなる事を恐れた乗組員自身の緘黙だった。◆この事件を浮かび上がらせたのは、国でも、行政でも、漁協でもない、1人の高校教師だった。20年にわたる調査によって公文書に記録されているだけでも700隻以上の船が被爆している可能性があることが分かってきた。番組では知られざる巨大被爆事件を描いていく。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組