テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ドラマドキュメンタリー 「約束―ユエイエン」

番組ID
R02887
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月22日(月)02:30~03:29
時間(分)
60
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
制作:篠崎康二、演出:澤出寛、脚本:合田一道、脚本:篠崎康二、構成:篠崎康二、原作:若松みき江
概要
61年前、第二次世界大戦渦の満州。父が出征し、4人の子供を抱えながらの引揚時に、当時1歳半の男の子を中国人に託した日本人家族。引揚に耐えられないほど衰弱した男の子の命を守るために、母親に唯一残された道は、我が子を中国人に託すことであった。母親はその中国人と「戦後、決して捜しに来ない」「中国人として育てるから」という固い約束(約言=ユエ・イエン)を交わしていた。◆引揚の悲惨さと母親の苦悩を幼心に刻んだ当時8歳の長女は、「母を守るのは自分しかいない」と母親のそばを離れることがなかった。60年間、悔やみ苛まれながら、約束を守り続けた母親が、90歳で亡くなった。娘であり、姉である長女は…。◆国を超えて守り続けた約束と、戦争に翻弄され続けた家族愛の行方を描く。娘であり姉である原作者・若松みき江さんのインタビューを軸に、回想シーンをドラマ仕立てにして綴ったドラマドキュメンタリー。
受賞歴
ギャラクシー賞(第44回奨励賞)
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.