テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

今日までそして明日から 団塊の世代、我が青春の歌

番組ID
R02858
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月28日(日)12:00~12:50
時間(分)
48
ジャンル
music_note
音楽
放送局
東海ラジオ放送
製作者
東海ラジオ放送
制作社
東海ラジオ放送
出演者
スタッフ
制作:塩瀬修身、演出:塩瀬修身、構成:塩瀬修身、構成:富澤一誠
概要
「団塊の世代」が定年を迎える時期を前に、団塊世代のアーティストとその音楽に焦点を当てる番組。日本のフォーク・ニューミュージック界をリードして来た人たちの中で、吉田拓郎(60歳)、井上陽水(58歳)、財津和夫(58歳)、小田和正(59歳)らもこの団塊世代である。彼らの「今日まで そして明日から」を一人の人間としての生の声で語ってもらいながら、それぞれのヒット曲を紹介。同世代のリスナーにこれからの自分の人生について考える時を持ってもらう。ナレーションはフォーク評論家の宮澤一誠。

同じ年代の公開番組

ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組