テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

失われた時間 ある家族の28年

番組ID
R02748
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年02月27日(日)14:00~14:30
時間(分)
30
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
山陰放送(BSS)
製作者
山陰放送(BSS)
制作社
山陰放送(BSS)
出演者
語り:中村緑
スタッフ
構成:谷口篤史、演出:谷口篤史、制作:宇田川修一、取材:谷口篤史
概要
鳥取県米子市の松本京子さんが突然消息を絶って28年が経った。京子さんは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拉致された疑いのある特定失踪者の1人。時間ばかりがむなしく過ぎる中、家族は京子さんの帰りを待ち続ける。◆2005年の元日、京子さんのお母さんは、初詣で娘の帰りを心から祈った。その思いが通じたのか、2005年1月、脱北者が提供した写真に松本京子さんらしき女性が写っていると報道される。事態は大きく進展したかに思われたが、すぐに別人であることが判明した。◆番組では、失踪事件の経緯から、家族が拉致を疑い始め、確信へと変わっていく過程、そして事件が拉致問題へとつながっていく28年間を、家族の言葉で振り返る。母と兄は長年の心の痛みを語り、京子さんとの一日も早い再会を願う。

同じ年代の公開番組

「私の書いたポエム」スペシャル ことばの収穫祭

全国のリスナーから寄せられる創作ポエムやエッセイを、30年以上紹介し続けてきた「私の書いたポエム」の特別番組。パーソナリティは長岡一也と大橋照子。◆この日は東京巣鴨の境内に来場者100人を集めて開催した公開録音。コーナーごとにゲストを招いて、トーク、朗読、クイズ、実況、ライヴと様々な音の変化で番組を彩りながら、番組の歴史を象徴するように場の移り変わりをリスナーの詩で纏めあげていく。◆最初のトークコーナーのテーマは「天気予報をわかりやすく伝えるこころ」。ゲストの気象予報士・平井史生さんから、天気予報や解説に際しての心がけや情報に込める気持ちを聞き出す。◆次に「心に届ける和歌」。道元の残した古典和歌の朗読と、道元の著作を研究しているゲストの丸山劫外さんの解説。◆クイズコーナーでは、ゲスト出題のクイズをリスナーが解答し、会場を盛り上げる。平井さんは学問的な出題を、シンガーソングライターの杉真理さんは作詞の意図を問う。◆後半は来場者参加の「本格的坐禅体験」の臨場感を伝える。坐禅中の様子は長岡一也の厳かな実況で感じてもらう。◆ラストは会場が一体化した「トーク・ライヴ」。決していいことばかりでない「人生のおかしみ」「ことば遊び」などから笑いがおこる。「歌詞つきの音楽」に来場者が酔いしれる。◆それぞれが自分の存在、感慨をことばに表現しながら、語り継いでいきたいこころについて解き明かしていく。


school教育・教養radioラジオ番組