テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

一平・直子のほっとスマイル! 生きるということ がん告知・あなたはどう思いますか?

番組ID
R02584
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2004年04月20日(火)09:00~10:59
時間(分)
55
ジャンル
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
制作:熊谷貴史、演出:加藤丈晴、演出:氏家誠一、演出:熊谷貴史、構成:熊谷貴史
概要
平日午前の2時間生番組。パーソナリティはすずき一平と高橋直子。(2004年4月放送開始)。この日は農学博士・相馬暁さんの生き方を取り上げて、「がん告知」について特集する。◆相馬暁さんは62歳。長年北海道立農業試験場に勤務し、現在は拓殖大学北海道短期大学での講義のほかにも、講演や執筆活動で農業や「食」の大切さを伝えるなど、北海道農業のために人生を送ってきた。その相馬さんがすい臓がんと診断されたのは2003年7月。「余命8ヵ月」と宣告され、春に教え子たちの卒業を見届けることも難しいと告げられた。しかし相馬さん夫婦は迷わず「告知」を選択、医者・本人・そして家族が一体となってがんと闘い、当初宣告された余命を超えて充実した毎日を送っている。番組では、相馬さんが闘病の中で気付いた思いや一緒に闘う家族の本音を聞く。また医療機関の告知に関する意識や考え方も紹介しながら、リスナーからの体験談やメッセージを伝える。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第52回・生ワイド・優秀賞)

同じ年代の公開番組

宝永元年の大阪改造プロジェクト

大和川の付け替え(流域変更)から300年を機に、付け替えの歴史を検証し、これからの人と川の営みについても提言する。案内役は旭堂南海。◆付け替え工事前の大和川の流れを紹介するところから番組はスタート。江戸時代、大和川は人々に恩恵を与える川である一方で、氾濫を起こしやすい川でもあった。治水対策案として河内の農民リーダーである中甚兵衛が、大和川付け替え案を幕府に提出する。一方、新しい川により田畑を失う農民達も団結して付け替え案反対運動を起こす。苦慮した幕府は治水工事の権威者、川村瑞賢の提案により安治川の開削などの河口を広げる改良工事を行った。それでも収まることがない水害に対して、宝永元年(1704年)幕府はついに付け替え工事を行なうことを決定。付け替え工事によって洪水は減り、大和川の埋め立て地に田畑が開発された。田畑では綿が栽培され、河内木綿の産地として商品経済が機能し始め、経済都市大阪の基盤へとなった。しかしその一方で大都市堺の衰退、交通、流水系統の断絶などのマイナス面も生まれた。大和川の付け替えに伴う賛成、反対の運動はその後、大阪の民衆が団結して幕府に訴願し要求を解決するパターンを作りあげた。◆ゲストコメンテイターは大阪大学の村田路人氏、大阪産業大学の玉野富雄氏。参考文献:中九兵衛著「甚兵衛と大和川」。大和川付け替え300周年特別番組。


school教育・教養radioラジオ番組