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ラジオ番組

私の日本語辞典 字幕の中の日本語(1) 戸田奈津子

番組ID
R01136
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放送日時
1995年03月19日(日)22:20~23:02
時間(分)
42
ジャンル
school
教育・教養
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
概要
幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。2回シリーズで映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんを迎える。第1回は字幕翻訳の道を選んだきっかけや、仕事の手順などを伺う。聞き手は秋山和平。

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録音でつづる戦後50年 55年体制スタート(1955年)

NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回のテーマは「55年体制スタート」。1955年(昭和30年)12月30日に放送された「録音ハイライト」をゲストの作家・猪瀬直樹さんと聞きながら当時を振り返る。◆昭和30年は、人気スターであったトニー谷さんの長男を身代金目的で誘拐する事件や、いわゆる帝銀事件の犯人として逮捕されていた平沢貞通容疑者の死刑が確定したり、濃霧の瀬戸内海で紫雲丸が遭難し、修学旅行生など168人が犠牲となる事故や、森永粉ミルクに砒素が混入し乳幼児が死亡する中毒事件など、多くの事件事故が発生した。◆政局は、6年続いた吉田内閣に代わった鳩山内閣において1月24日に衆議院は解散され、選挙の結果、民主党185、自由党112、社会党は右派、左派あわせて全議席の3分の1を占めることとなり、年度後半は保守と革新の2大政党の対立に向って活発な動きをすることとなる。社会党は10月31日の大会で右派と左派を統一し日本社会党を結成。一方、保守合同は総裁問題で難航したが、民主党と自由党による結成大会が開催され、戦後最大の単一自由民主主義政党として自由民主党が誕生した。◆経済面では高度経済成長期に当り、大衆消費社会が拡大していく時代でもあった。


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録音でつづる戦後50年 安保で揺れた年(1960年)

NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回のテーマは「安保で揺れた年」1960年を振り返る。◆昭和26年に調印された日米安全保障条約がいろいろと問題があるとして改正されたのが昭和31年であるが、この改正に反対した学生たちを中心とする人たちは激しい闘争を繰りひろげた。いわゆる60年安保闘争である。昭和35年当時、NHK社会部のデスクとして取材の陣頭指揮をとっていた梅村耕一さんと当時を振り返る。◆昭和32年、ソビエトは人工衛星の打ち上げに成功した。これはアメリカの大陸間弾道弾の技術がソビエトより遅れていたことを意味するものであり、こうしたことが安保改正の背景にあったと梅村さんは話す。◆5月19日政府は、新安保の成立を図るため委員会での質疑を打ち切り会期の延長を決定した。これに対し社会党議員は衆議院議長室の前に座り込みを行い、警察官が導入されるなど大混乱になった。国会周辺では学生に死亡者が出るほどの激しい抗議でもが行われた。政府が強行採決をしたのは、6月20日にアメリカ大統領夫妻の来日が予定されていたため、それまでに安保の改正を決めておく必要があったためだと梅村さんは言う。◆三井三池炭坑では、大量の人員整理をめぐって長期間にわたる労働者争議が行われたし、南米のチリで発生した津波は三陸地方に押し寄せ100人以上の死者を出す大災害となるなど、昭和35年も大変な年であったと梅村さんは語る。


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NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回は特集「昭和に生きた文豪たち」。ゲストに利根川裕さんを迎えて話を聞く。◆川端康成は明治32年生まれ。「雪国」は昭和10年から十年以上の歳月をかけて完成した。「雪国」は10ヶ国以上で翻訳されたが、自分の作品が外国で翻訳されるとは思ってもいなかったと話している。◆谷崎潤一郎は明治19年生まれ。谷崎は文壇の人たちとの付き合いが嫌いで文壇以外の人と付き合っていたという。谷崎は学校が教える文法とは異なる独特の表現方法を持っており、それをマスターした編集者でないと谷崎の担当になれなかったという。◆永井荷風は明治12年東京生まれ。荷風は作家になる前は色々な職業を転々とし、落語家の経験もあるという。小説家はいつも勉強しなければならず、大変な仕事だと話している。◆武者小路実篤は明治18年生まれ。始めの頃はトルストイに傾向し、明治43年25歳の時には雑誌「白樺」を創刊している。実篤75歳の時に作家尾崎士郎との対談で自分の少年時代からの性格などについて話をしている。◆野上弥生子は明治18年大分県の生まれ。夏目漱石の門下に入り、99歳で亡くなるまで数多くの作品を残した。野上は結婚が早かったが、作家と家庭生活をどう調和させるか苦しんだという。


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