テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

YBCラジオスペシャル ラジオレポート 村の空を砲弾が飛んだ 今、山形からの証言

番組ID
R00941
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
1996年05月27日(月)20:00~20:42
時間(分)
42
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
報告:井原義光
スタッフ
構成:山県昭彦、演出:高橋俊治、制作:高橋俊治、制作:阿部啓治、技術:新野裕
概要
昭和21年から31年までの11年間、山形県旧戸沢村は米軍の射撃場として日夜砲弾にさらされた。炭焼きの人々にとって生活の場であった山々が標的とされ、うなりを立てた実弾が集落すれすれに飛び、死傷者を出すまでに至った。砲撃が終わった後も住民への保証は無いに等しく、丸裸になった山々だけが残った。当時、旧戸沢村に住んでいた人たちの証言を中心に、沖縄と日米安保の問題も視野にいれながら、戦後50年を検証する。
受賞歴
芸術祭賞(第51回優秀賞)、日本民間放送連盟賞(第44回報道番組部門優秀)

同じ年代の公開番組

録音でつづる戦後50年 懐かしのラジオ歌謡(特集)

NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回(最終回)は特集「懐かしのラジオ歌謡」。戦後の混乱期に聞いた懐かしいラジオ歌謡を、歌手の真理ヨシコさんとともに楽しむ。◆「ラジオ歌謡」は昭和21年からの放送であるが、歴史的には古く、昭和11年にお昼の番組「国民歌謡」としてスタートし、それが昭和13年には夜の番組へ、そして昭和16年に「われらの歌」と番組名が変わって放送されていた。◆戦前に「夜明けの歌」という歌を奥田良三さんが歌っていたが、奥田さんは背筋をのばし日本歌曲をきれいな日本語で歌う歌手であったと真理さんは懐かしく思い出す。◆戦後のラジオ歌謡は、疲れた日本人に希望や勇気を与えていた。昭和22年、23年頃に歌われたのが「微笑む人生」や「みどりのお山」であった。昭和24年には藤山一郎さんの歌で「夏の思いで」がヒットし、続いて「さくら貝の歌」「あざみの歌」「鈴蘭の花」とヒット曲が続いた。◆「夏の思いで」を作曲した中田喜直さんは当時まだ尾瀬には行ったことがなかったというエピソードを、真理さんは話す。「鈴蘭の花」を作曲した古関裕而さんは、ラジオ番組の中で子どもの頃の思い出や作曲に対する思いなどを語っている。◆美空ひばりさんは昭和29年に1回だけラジオ歌謡で「あまんじゃくの歌」という歌を歌っている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組