山口県萩市の白魚漁を紹介する。漁は、長さ５ｍ、幅４ｍの網の四隅を十文字に組んだ竹に結んで川底に沈め時を見計らって引き上げるという長閑なもので、春の訪れを告げる風物詩である。

雨の少ない香川県の各地に受け継がれてきた雨乞い踊りを紹介する。ダムなどのおかげで水の心配も減り、信仰心も薄れた現在、祈りというより郷土芸能として保存の対象となっている現状も伝える。

１８４万人を集めた北海道最大のイベント・第２８回札幌雪祭り会場での観光客の声や、大通り公園でアイデアと腕前を競った国際雪像コンクールの模様を伝える。

宮崎県の最南端、都井岬は野生馬とソテツの自生地で知られる。地元に伝わる大蛇退治の故事にならって９月中旬に行われる「都井の火祭り」を紹介する。

終戦直後、中国東北部・旧満州の陸軍病院で作曲家の志鶴知親さんが中心となり、多くの歌がつくられた。この病院で敗戦後の厳しい抑留生活を強いられた人たちは、その歌をうたって生きる力を維持したという。しかし歌の楽譜は帰国の途中で失われ、志鶴さんもすべての曲は記憶していない。３０数年を経て、病院にいた一人の男性が歌の再現に取り組む。よみがえる歌を通じて、戦争の意味を考える。

宝くじ売場で廃品回収をする明治生まれの男性が語る半生と、夢を求めて宝くじを買う人々の話を対比させ、人生における“夢”について考える。

輪中は村落の周囲を堤防で囲んだ水防共同体である。作家・岸宏子さんが岐阜県南部の輪中地帯を訪ね、水防のあり方を考える。

ミュージシャンやアナウンサーが曜日替わりでパーソナリティを担当する若者向け深夜番組。アリスの谷村新司が水曜日（火曜深夜）を担当。◆「今だから言える暗い過去」コーナーに続き、「チャーミングなお客様いらっしゃい」ではゲストに吉田拓郎を迎えて、きわどい笑いで盛り上がる。ばんばひろふみと共に送る「天才・秀才・バカ」「不幸の手紙」「くずれパンダの生歌コンサート」も笑いの連続。