山の中の分校で学ぶ子供たちが器楽演奏に取り組む。コンクールで優秀賞を受賞し、劣等感を抱きがちだった子供たちも自信をもつ。

俳人・高浜虚子（１８７４～１９５９）、数え年８５歳の新年の録音。次女星野立子さんも同席し、郷里・松山や正岡子規の思い出などを語る。

“坂は照る照る鈴鹿は曇る”という鈴鹿馬子唄を核に、民謡をテーマにした管弦楽によって京から鈴鹿越えの道行きの様子をつづる。作曲・指揮：伊藤隆太。

小・中学生の歌唱、演奏を収録し、審査、表彰を行う。この回は東西の小学生の代表が競いあう決勝大会。曲は「なつかしの故郷」「牧場の朝」「ロンド」「幻想即興曲」など。

話術の大家といわれた徳川夢声（１８９４・１９７１）が、吉川英治作「宮本武蔵」から、武蔵と佐々木小次郎の巌流島での一騎打ちのくだりを読む。演芸特集・第２夜からの抜粋。

日本一の剣士になることを志して千葉周作道場に入門し、母を探しながら武者修行の旅に出た少年剣士の活躍を描く少年漫画をドラマ化。吉永小百合のデビュー作。原作：武内つなよし、脚色：穂積純太郎、音楽：渡辺浦人。（１９５７年１月７日～１９５９年２月１４日放送）◆最終回は金剛丸飛竜丸の巻、第４２回。仇を討った鈴之助は故郷へ墓参りするため、しのぶと共に千葉道場を旅立つ。

ドイツ・ロマン派の詩人フウケの小説などによって親しまれている「水の精」の物語を、幻想的な音楽詩劇に構成する。構成、音楽：三善晃。詩：岸田衿子。出演：山本安英、幸田弘子、岸田今日子ほか。

叔父夫婦に引き取られたユウ子は慰めを人形に求める。ある日家が火事になり、人形を置き忘れたユウ子は火中に飛び込んでしまう。作：木村嘉長、作曲：小林秀雄。出演：加藤玉枝、木下喜久子、新道乃里子、木下秀男ほか。