テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

videocam
ニュース映画

大毎ニュース 769 行楽期の火の用心

番組ID
N02124
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1966年04月20日(水)
時間(秒)
122
カテゴリ
社会
概要
「戸締りと同時に火の元を確かめて下さい」と春の陽気に誘われて外出する人々に呼びかける消防署。外出先で火の不始末に気付いた時すぐ消防署に連絡すれば、直ちに署員が家まで急行する。行楽シーズンを迎えて賑わう観光地。水上温泉の惨事を2度と繰り返すなと、消防署が目を光らせている。宿に着いたら先ず非常口を下検分、寝タバコには気をつけよう。昔の人の言「治にいて乱を忘れず」、くれぐれも火事にご用心。

同じ年代の公開番組

大毎ニュース 804 あゝ!1966年

1966年2月4日、133人を乗せた全日空ボーイング727が羽田沖に墜落、航空史上最大の事故を起こした。それから一ヶ月、3月4日の魔の金曜日にカナダ航空DC‐8が羽田で炎上、64人が死亡。さらに3月5日には羽田を立ったBOACのボーイング707が富士山上空で空中分解、124人が死亡した。相次ぐ事故に日本の空は死神にみいられたかと思わせた。450棟を焼いた青森県三沢市の大火。30人の焼死者を出した群馬県水上温泉の火事は地方の防火体制に問題を投げかけた。早稲田大学の学園騒動はついに警官隊の護衛つきの入学試験となり、マスプロ教育や授業料値上げ問題をめぐり学校経営が曲がり角に来たことを思わせた。夏が近づいて日本に上陸したビートルズ台風、ファンはただしびれるばかり。その後につづいて本物の台風が襲来。ずさんな宅地造成に警告を与え、穀倉地帯、新潟県豊栄村を水びたしにした。また地震におびえる長野県松代に地すべりの恐怖を残し、山梨県足和田村では100人に及ぶ犠牲者を出した。羽田にまたも起きた飛行機事故、さらに大安吉日の1966年11月13日、12組の新婚組をふくむ50人を乗せた全日空オリンピア号が松山沖に墜落、ローカル空港のあり方が問題になった。この間、日本の政治家は何をしていたか。森脇将光の逮捕で広がった黒い霧。衆院決算委員長の肩書きを利用し2億円をこす利権をむさぼった田中彰治代議士はついに年貢の納めどき。第二次佐藤内閣はスタート直後からテンヤワンヤ。運輸大臣となった荒船さんは急行列車を止めたのが命取りで大臣のイスを棒にふった。派手なお国入りをした上林山防衛庁長官は野党の総攻撃に満身創痍。松野農相も米国遊覧旅行でケチをつけ、あいつぐ不祥事件に佐藤内閣の屋台骨はぐらついた。共和製糖の不正融資は政治献金の腐敗を暴露、国民の政治に対する疑惑を深めた。党内からも厳正の声が出た自民党の総裁選挙では3分の1を上回る批判票が出て佐藤さんの前途は多難。社会党も委員長のポストをめぐり自民党顔負けの派閥争いを展開した。第3次佐藤内閣の発足に、社会党は議員総辞職で対決ムード。ついに野党不在の国会審議というかつてない事態となった。航空事故に明け、政治不信に暮れた1966年。国会を包む黒い霧をはらうことが来年の課題ではあるまいか。


videocamニュース映画

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.