ニュース映画
大毎ニュース 577 踏切にご用心
番組ID
N01449
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上映日
1962年08月15日(水)
時間(秒)
196
カテゴリ
社会
概要
1962年8月7日、国鉄南武線で三河島事件を思わせる2重衝突事故が起きた。場所は川崎市内の無人踏切でトラックが下り電車に衝突、一両目が脱線した所へ上り電車が突っ込んだ。この間わずか一分足らず、発煙筒をたく暇もなかった。現場には血塗れの遺品が飛び散り、死者3名、重軽傷者189名を出した。一時停止を怠ったトラックの運転手は重体。現場は踏切の上、左右とも見通しの悪いいわく付きの場所。こうした無人踏切は国鉄全線だけでも4万近くもある。いい加減な踏切はかえってない方が事故が少なくてすむ。遮断機もお通り下さいといわんばかりに道ばたの半分しかないおそまつなものもある。いっそのこと踏切はやめにして立体交又にして欲しいもの。こちらは富山県高岡市に出来た、人や自動車が優先という全国で初の新踏切。汽車の方を遮断機で通せんぼしてしまった。この踏切は引込線で日に4回しか列車が通らないので、汽車の方からもあまり文句も出ず、お互いに万事うまくいってるようだ。