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ニュース映画

毎日世界ニュース 405 参院選挙始まる

番組ID
N00764
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年05月13日(水)
時間(秒)
90
カテゴリ
政治・経済
概要
1959年5月7日は参議院選挙公示の日。激戦を予想される全国区の受付けには、朝から候補者が一斉に届出を済ませ、顔ぶれが出揃った。参議院では過半数ギリギリの自民党は、もう一歩も引けないと岸信介総裁を先頭に背水の陣。宣伝カーを連ねて選挙戦のスタート。第一党を目指す社会党は、今度こそはと鈴木茂三郎委員長以下幹部も勢揃いして必勝の構えである。候補者たちは早速車をかって街へ乗り出した。こうして始った26日間の選挙戦、果してどちらに軍配が上がるか。再び相まみえる自民、社会両党は国民の審判を待つことになった。

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ベトナム賠償をめぐって社会党が激しく政府を追求する1959年11月25日の衆議院外務委員会。自民党が質疑打ち切りを強行したため委員会は混乱、社会党の委員は一斉に退場してしまった。夜も白々と明ける頃、社会党欠席のまま採決に入り、問題のベトナム賠償は本会議に送られ27日早朝ついに衆議院を通過した。その日の午後の国会前は、安保改定阻止を叫んで日本労働組合総評議会(総評)、全日本学生自治会総連合(全学連)のデモ隊2万7千人が押しかけ、人と旗の波で埋まった。右翼も飛び出して、第8次統一行動日は初めから荒れ模様。請願デモの波は続々と正門に殺到、警官隊と揉み合いが続き、双方の負傷者は300人以上に達した。やがて陳情団の代表が国会議員の先導で中に入った。ところがその後から全学連を先頭に、デモ隊がなだれを打って国会構内に乱入、ジグザグデモを繰り返した。浅沼稲次郎書記長の説得も若い学生たちの耳に入らない。こうしてデモ隊が1時間あまりも国会を占拠するという国会史上空前の不祥事となった。この事件の先頭に立って独走した全学連は、検束者を返せと警視庁に押しかけたが、またも検束者を出す結果となった。全学連本部は書類を焼き捨て、東大自治会も門を閉ざし、バリケードを築き、手入れに備えて泊り込みの非常体制だ。波乱の一夜が明けた国会、二度と汚したくない民主主義の殿堂である。


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2大政党下、初の統一知事選挙は、各地で華々しい選挙戦を展開、特に北海道、東京、大阪、福岡では自民、社会両党が対立候補を押し立てて対決、乱戦模様となった。違反と知りながらパレードをするのも追い込みなればこそ。1959年4月23日は投票日。函館ではトラピストの修道士達も清き一票を投じた。激しかった選挙戦を反映して全国的に出足は上々、前回の選挙を上回る79パーセントの投票率を示し、今後4年間の地方政治に国民の審判は下された。社会党の地盤と見られていた北海道で、自民党の町村金五氏が勝ち名乗りを上げれば、福岡では汚職追放をかかげて社会党の鵜崎多一氏が、自民党の土屋香鹿前知事を押さえて当選、早速県庁職員を前に第一声を上げた。最大の激戦地大阪では、左藤義詮氏が接戦の末、見事金的を射止めた。地方選挙の天王山東京では、自民党の推す東竜太郎氏がゴールイン、政府与党を喜ばせた。意外の不振に社会党本部は気勢が上がらない。特に東京での有田八郎氏の落選は大きな痛手だった。問題の多い都政を預かることになった東新知事の初登庁。清く明るい地方政治の確立のために、私達の選んだ人のお手並みを見守りたいものだ。


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