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ニュース映画

毎日世界ニュース 378 民主政治の危機 変則国会

番組ID
N00666
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上映日
1958年11月12日(水)
時間(秒)
258
カテゴリ
政治・経済
概要
1958年11月4日の抜打ち会期延長(30日間)は、5日の警職法(警察官職務執行法)反対統一行動を一段と盛り上げ、わが国労働運動始まって以来の政治ストになったが、世論はむしろこれに同情的、国会正門前に坐り込んだ組合員たちは、議会史上例を見ないこのダマシ討ち会期延長に激しく抗議した。社会党は11月7日、会期延長の無効を主張して国会の終了を声明。これに対し自民党は有効と譲らないが、肝心の党内にも批判の火の手が上がる始末。岸信介首相は鈴木茂三郎委員長に党首会談を呼びかけているが、一旦失った信用はなかなか取り戻すことが出来ない。軌道を踏み外した議会政治は前代未聞の変則国会という危機に直面しているのである。

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1958年9月26日、観測史上最大といわれた台風22号は、風速25mを超える暴風雨を伴って関東南部に上陸した。この台風は各地に予想外の出水をもたらし、特に東京都内では、気象庁始まって以来の400ミリという降雨量を記録、都内各所に崖崩れが起こり、多くの人命が失われた。皇居の石垣も赤土の地肌を見せるなど大きな被害を被った。また、鶴見川の氾濫で東海道線が不通になり、国鉄のダイヤも未曾有の混乱をきたした。この台風のさなか伊豆半島を流れる狩野川は10ヵ所にわたって決壊、流域10ヵ町村は濁流に呑まれ、伊豆の湯の町は一夜のうちに廃虚と化し、河口の大場町は見渡すかぎり流失家屋の残骸で埋まっている。死者行方不明は千三百人を超え、昨年夏の九州諫早を上回る惨事とみられている。交通の途絶えた現地には、ヘリコプターによって救援物資が届けられ、わずかながらも復旧の希望が取り戻された。山間に閉じ込められていた湯治客も、ようやく帰れる目鼻がついたが、このたびの台風による全国の被害は、罹災者およそ53万、田畑の冠水7万2千町歩(約71405ヘクタール)、速やかな復興が切に望まれる。


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