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毎日世界ニュース 377 松川事件最後の審判へ
番組ID
N00661
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上映日
1958年11月05日(水)
時間(秒)
133
カテゴリ
社会
概要
1958年11月5日から松川事件の審理を始める最高裁判所をめざして、被告たちの無実を訴える行進が、仙台から東京へ向かっている。20名の被告たちは、昭和24年(1949年)8月17日、東北本線松川駅付近で列車が脱線転覆、3名の死者を出した事件の犯人の疑いで逮捕され、無実を叫びながら、一審で死刑5名、二審で4名他全員有罪という極刑の宣告を受けているのである。しかし、この裁判に対し、次第に各方面からの批判が高まって来た。折も折、被告の一人(一、二審とも死刑)のアリバイを裏付ける「諏訪メモ」が、9年ぶりに明るみに出された。作家の広津和郎氏は、全被告の無実を主張し続けている。世にも不思議な物語といわれるこの事件には、さまざまの疑問が出されており、最高裁判所が真実の砦となるよう、人々の期待が寄せられている。
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