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テレビ番組

第37回民教協スペシャル 私の中のかけらたち ~虐待を生きる22歳~

番組ID
217886
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放送日時
2023年02月11日(土)15:30~16:25
時間(分)
47
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)、民間放送教育協会、コンテンツビジョン、アクテック
出演者
ナレーション:上白石萌音
スタッフ
撮影:酒井恵、撮影:白澤典子、編集:和田秀一、MA:大形省一、音響効果:有坂香、CG:竹内あずさ、ディレクター:中村育子、プロデューサー:手塚孝典、プロデューサー:雪竹弘一
概要
小学校の養護教諭として働くさくら(仮名)には、周囲に伝えていない虐待の過去がある。物心ついたころには始まっていた実母からの暴言や暴力。「死ね」「消えろ」といった暴言だけでなく、「ゴミかと思った」と言われ頭や背中を踏みつけられたこともあった。しかし、命に別状はないと、児童相談所も警察も、家庭の異変には気付いていたものの、家庭に介入することはなかった。高校生の時に自ら児童養護施設に入り、奨学金を得て大学に進学した。念願の保健室の先生となり、仕事にやりがいを感じていた矢先、心と体に異変が起こる。実母の告白を交えながら、ニュースとして報道されることのない、「見過ごされてきた虐待」を描く。
受賞歴
ギャラクシー賞(第60回奨励賞)

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現代美術作家・高橋秀さん(92歳)は瀬戸内海に面する岡山県倉敷市の沙美海岸に建つアトリエで、世界が認めるアート作品を生み出している。シンプルな造型と温かみのある曲線が特徴だ。1930年に現在の福山市に生まれ、画家を目指して上京。入学した学校を離れて独自に美術作家を目指した。やがて画壇の芥川賞とも言われる安井賞を受賞すると、単身イタリアに渡り、自らの作風を模索。「命」をテーマに実績を積んだ。倉敷芸術科学大学に招かれ、イタリアと日本を往復しながら、作家と大学教授として活動した。2004年に41年間のイタリア生活を閉じ、倉敷市玉島に移住。高橋さんは子どもを対象とする絵画教室や美術イベント「沙美アートフェスト」、若手作家の海外留学を支援する秀桜基金留学賞など、アートを通して美術教育や、次世代アーティストの養成にも尽力してきた。何より92歳となった今も意欲的に創作活動を続けている。そして、留学する若者たちに「外から日本を見て感じてきなさい」と語りかける。高橋秀さんの創作活動の歩みと功績を重ね合わせて振り返る。◆淳風会presents


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