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テレビ番組

悲風に吹かれて ~兵士は50年待っていた~

番組ID
216331
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放送日時
1995年11月12日(日)16:30~17:25
時間(分)
49
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
沖縄テレビ放送(OTV)
製作者
沖縄テレビ放送(OTV)
制作社
沖縄テレビ放送(OTV)
出演者
ナレーション:前原信一、朗読:橋川正子
スタッフ
協力:新井省吾、協力:大谷治、協力:中園宏、音楽:伊波興奨、タイトル:上原弘、映像:大城智、録音:幸地哲男、PD:玉城健次郎、撮影:桃原肇、編集:桃原肇、構成:我那覇健、プロデューサー:宮城眞一
概要
1994年8月、沖縄本島南部にある南風原町黄金森から一体の遺骨が発見された。発見したのは南風原町考古学調査グループ。遺骨は鉄兜をかぶっていて、ガスマスクや小銃の弾なども周辺から出土したことから、沖縄戦で犠牲になった日本兵であることは間違いないと断定された。日本兵の遺骨ではあったが、発見したのが考古学調査のチームだったことから、刷毛などを使った丁寧な発掘調査が行われ、詳細な資料が作成された。その遺骨の近くからは、時計やナイフ、手りゅう弾など百点余りの遺品も見つかり、その中にあった万年筆には、「大谷」という名前が手彫りされていた。発見場所の黄金森は沖縄戦当時、陸軍病院壕が置かれていた場所であった。この森の中で50年間も眠り続けていた日本兵の遺骨は、いったい誰なのか。万年筆に残された「大谷」という名前を手掛かりに、南風原町と沖縄テレビは協力して、調査を開始した。しかし、50年という年月の壁はあまりにも大きかった。日本各地を駆け回った調査は数々の困難にその行く手を阻まれることとなる。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第44回報道番組最優秀)

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