テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

どーんと鹿児島 住み慣れた場所で ~難病ALSと生きる~

番組ID
213742
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年01月30日(水)20:00~20:54
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
南日本放送(MBC)
製作者
南日本放送(MBC)
制作社
南日本放送(MBC)
出演者
ナレーション:藤原一彦
スタッフ
タイトル:田中達也、テーマ曲:cubesato、撮影:満永拓也、撮影:岩重直人、撮影:木場洋道、音声:山下遼太郎、音声:原田真志、美術:芥川さやか、取材:永野志郎、構成:藤原一彦、プロデューサー:諏訪園真人
概要
運動を司る神経細胞が侵され、筋肉が萎縮する進行性の病気・ALS(筋萎縮性側索硬化症)。国指定の難病で、2016年度末現在、全国で9557人、鹿児島県内には121人の患者がいるとみられる。患者は徐々に体が動かせなくなり、やがて意思疎通も困難になっていくため、生活の手助けは家族が中心となることが多く、共倒れしかねない状況を招いている。このような状況を何とかしようと始まったのが「重度訪問介護」の制度。事業所などの職員が、24時間切れ目なく、患者の望む場所でサービスを提供するというもので、県内のALS患者の半数以上が自宅療養を続けている中、この制度に対する期待は大きい。しかし鹿児島の場合、必ずしもこの制度が活用されていない。その大きな理由が、人材不足と離島やへき地が多い鹿児島の地形である。ALSの患者団体事務局長・里中利恵さんはこの現状を打開すべく、活動を行っている。里中さんの活動を通じて、県内のALS患者の置かれた現状と、重度訪問看護を取り巻く環境を描く。

同じ年代の公開番組

今日もがんばっていきましょう! 2万人とつながる農業ユーチューバー

広島県東広島市福富町、2400人ほどが暮らす田舎町に2万人以上を夢中にさせる人がいる。兼業農家の原田賢志さんである。8年前、自動車整備業の傍ら、趣味の延長で農業をはじめた。さらに彼には第三の顔がある。「農業ユーチューバー」として、これまで750以上の動画を投稿。ドローンによる美しい映像と懇切丁寧な解説で人気を博し、チャンネル登録数2万人を超える国内随一の農業ユーチューバーになった。そして三刀流での激務の日々を支えているのが、原田さんが必ず動画の最初に言う「今日もがんばっていきましょう!」というフレーズ。つらい時、自らを奮い立たせてきたこの言葉は、いつしか視聴する農家たちの合言葉になっていた。平成30年7月豪雨(2018年の西日本豪雨)による被害を受けた際も、この言葉と共に全国の農家から励ましのメッセージが寄せられた。広島の小さな畑が2万人とつながっている。番組では、一次産業の高齢化や担い手不足をSNSを通して解決していこうとする「農業ユーチューバー」の姿を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2019 “3.11”を忘れない77 プレハブのふるさと

宮城県名取市の「箱塚桜団地」。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区の住民が暮らした仮設住宅団地だ。当初の住民は、およそ100世帯・260人。自治会は「孤立者を出さない」ことを目標に、独自の工夫を凝らした活動をしていた。住民のひとり、独り暮らしの高橋春子さん(入居当時75歳)と三代目の自治会長を務めた荒川裕一さんを中心に、想定をはるかに超える7年間の仮設での日々と、仮設住宅を卒業してからの暮らしを追った。2011年からの箱塚桜団地で開催されたイベントの賑わい、自治会が独自に取り組んだ「孤立者を出さない」ための工夫、徐々に引っ越す人が増え、寂しくなっていく団地で支えあう、残された住民達。そして迎えた箱塚桜団地最後の日。ふるさと閖上に戻った住民達は住む場所がバラバラになり、仮設を卒業した高橋さんは寂しさを隠せない。それでも新しい仲間を作ろうと、前を向いて日々を過ごす。2019年2月、解体工事が終わりグラウンドに戻った箱塚桜団地。高橋さんと荒川さんは無くなってしまった仮設団地を前に「ふるさと」への思いを語った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組