テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

生きる×2 笑う門に明日来たる

番組ID
205003
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年06月21日(日)06:00~06:30
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
高知放送(RKC)
製作者
高知放送(RKC)
制作社
高知放送(RKC)、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:井上琢己
スタッフ
撮影:西山徹、撮影:田所康、ディレクター:野口賢明、プロデューサー:竹下誠一
概要
高知県四万十市に住む坂本純一さんは63歳。10年ほど前から「バナナの叩き売り」や「香具師の口上」などを独自に研究し、“間六口(はざまむくち)”の芸名で、地域のイベントなどで大道芸を披露している。◆元ハローワーク所長という肩書きを持つ坂本さんだが、人生の転機は40歳代半ばに突然訪れた。病気による友人の急死、突発性不整脈という自身の体調不良。そうした中で、自分が本当にやりたかった事は何かを考え、子どもの頃から好きだった「笑い」を第2の人生のテーマにすることを決めたのだ。◆アマチュア・パフォーマンス集団「土佐のおひねり一座」を立ち上げ、各地で笑いを提供する坂本さん。娯楽施設のない中山間地域の過疎地を巡回して、地区のお年寄りを元気づける出前落語にも力を入れている。番組では、人々に少しでも明るい話題を提供したいと活動を続ける坂本さんの姿を通して、人生を豊かに生きるヒントを探る。

同じ年代の公開番組

ラララ白山放送5周年記念特別番組 白山の水に抱かれて〔2〕 ~山の恵みに生きる~

「ラララ白山」が放送スタートして5周年。白山からもたらされる「水」の恵みを軸に、白山の知られざる姿を紹介する特別番組。第1部「いのちの源への祈り」に続く第2弾。◆木村芳文さんは22年前に初めて白山を訪れ、その雄大な姿にほれ込んだ。今では白山ろくに移り住み、年間90日以上を白山で過ごす。番組では写真家・木村さんの目を通して、白山のさまざまな恩恵とそこに関わる人たちを紹介する。◆白山スーパー林道の入口でレストハウスを経営する外さん夫婦。周辺の山でいただく山の恵みを生業にしている。春に塩漬けしておいた山菜と山で捕獲されたイノシシの肉、堅どうふが入った「アザミ汁」は何ともいえないおいしさ。「きなこおはぎ」も手作りの味がたまらない。夫婦は山の恵みのおかげで生きてきたと、常に白山への感謝を忘れない。11月に林道が冬季閉鎖になると小屋も閉まる。「後ろ髪を引かれる思い」だが、また来年の春を楽しみにして鋭気を養う。◆鶴来地区の小堀酒造店では、一部のお酒に地元の米を使っている。「北陸12号」と名付けられた酒米は、農家と共同で手がけたもの。これに白山から長い年月をかけて流れてくる伏流水で造る、まさに100%地元産のお酒だ。小堀酒造ではこの豊かな水の恵みを後世に残していきたいと、30年以上にわたってある活動を行っている。社員自らが水源の森の整備を行っているのだ。杉林の枝打ちや間伐をして、大地へ返すという息の長い作業。おいしいお酒が造れるのも先人たちのおかげ。今度は自分たちが未来の人たちのためになるんだと思うと、作業にも熱が入る。◆雪深い白峰地区では、門徒たちが一堂に会して交流を深める「講」という風習が根強く受け継がれている。トチ餅の製造販売で知られる志んさ本舗は、その当番にあたり、準備に追われていた。この「24日講」が終わると次は「報恩講」。「報恩講」に欠かせないのが春に塩漬けしておいた山菜。織田さんはワラビやウド、フキなどのほか、乾燥しておいたゼンマイなどたくさんの山菜を順番に塩出し、1週間水にさらして、今度は一品づつ煮ていく。段取りはすべてお母さん一人。もともと織田さん宅は、まさに白山を仕事場としてきた家族。山の恵みがあるからこそ、ここに住まわせてもらっていることが「最高のしあわせ」と笑顔で話す。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組