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テレビ番組

未来に生きる ―わだつみのこえを継ぐ―

番組ID
204746
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放送日時
2009年05月27日(水)09:55~10:25
時間(分)
27
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)
出演者
ナレーション:酒井康宜
スタッフ
撮影:斉藤正樹、撮影:中務時弘、撮影:種田淳一、撮影:鈴木智彦、撮影:梶原信幸、音声:梶原正樹、編集:梅津亮輔、MA:秋山幸江、美術:小石哲也、題字:小林さつき、ディレクター:小林慶太、ディレクター:徳良智子、企画:坂田和久、構成:坂田和久、制作統括:吉岡俊昭
概要
戦没学徒の遺稿を集めた「きけわだつみのこえ」を編集し、世に送り出した産婦人科医・中村克郎さん。克郎さんは故郷、山梨県甲州市で入院し、病床に臥せている。2008年、克郎さんが集めた反戦の本や、わだつみ編集の資料を集めた平和資料館が、長女・はるねさんの尽力で完成した。収められた資料は10万点、戦没学徒の手記や、克郎さんの兄・徳郎さんが家族に残した手紙も含まれている。克郎さんが生涯かけて訴えた平和への誓いを子どもに伝えたい、より多くの人に知って欲しい…。番組は家族の深い絆を追う。

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映像’09 DNA鑑定の呪縛

2009年5月8日、1990年に栃木県足利市で起こった女児誘拐・殺害事件、いわゆる「足利事件」をめぐり、殺人罪などで無期懲役が確定している菅家利和さんが裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、DNAの再鑑定の結果、DNA型が一致しなかったことが明らかとなった。これにより、菅家さんの再審が開始される可能性が高くなった。◆足利事件は、1990年5月、栃木県足利市で4歳の女の子が誘拐・殺害された事件で、1年7ヵ月後、いわゆるローラー作戦で菅家さんが逮捕された。決め手になったのは、女児の着衣に付着していた体液のDNA鑑定だった。同様のDNA鑑定が決め手になった事件に、1992年2月、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が誘拐され、殺害された「飯塚事件」がある。この事件でもDNA鑑定が決め手となり、2年7ヵ月後に1人の男性が逮捕された。両事件ともに、無実を訴えて最高裁まで争ったものの、「足利事件」の菅家さんは無期懲役、「飯塚事件」の久間三千年さんは死刑判決となった。その後、2人は獄中からも無実を訴え続けた。しかし、2008年10月28日、「飯塚事件」の久間さんは福岡拘置所で死刑を執行された。◆DNA型鑑定とは、細胞核の中の染色体にあるDNA(デオキシリボ核酸)を構成している4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)の配列の特徴によって、個人を分類ないし識別するものである。日本の警察によるDNA型鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)が1989年に導入した。しかし、この鑑定法には実は重大な欠陥があった。◆DNA鑑定という言葉が始めて登場したとき、ある新聞は「100万人から1人を識別する」と書いたほどだった。現在の鑑定技術なら、大げさな表現とは言えないが、当時の鑑定の精度からはとてもありえないことだ。しかし、DNA鑑定は過大に評価され、検察官、裁判官、時には弁護士ですらもその言葉の呪縛から逃れられなかった。そんななかで、冤罪を叫ぶ死刑囚の死刑が執行された。今、遺族と弁護団は「無辜の人間を国家が殺害した」と、死後の再審請求の準備を始めた。亡くなった久間さんの名誉を回復するために。◆番組では、犯人特定の証拠として有効視されてきた導入当時のDNA型鑑定法の欠陥をわかりやすく解説し、2つの事件から冤罪の構図に迫ってゆく。


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