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テレビ番組

生きる×2 心に届け!音楽の贈り物

番組ID
203827
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放送日時
2009年05月17日(日)05:30~06:00
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)、HBCメディアクリエート、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:石崎輝明
スタッフ
撮影:伊藤維章、撮影:山本秀文、MA:大川拓哉、音響効果:高橋伸哉、プロデューサー:渡辺良介、構成:伊藤維章、編集:伊藤維章
概要
札幌大谷大学短期大学部音楽科教授の中山ヒサ子さんは、ピアノの個人教授としても多くの教え子たちを輩出してきた。そして中山さんは、ここ10年ほど音楽療法に取り組み続けている。音楽療法とは音楽を聞いたり体験することで、病に苦しむ患者の生活の質を向上しようとするものだ。◆日本音楽療法学会の理事長を務めているのは聖路加国際病院の日野原重明さん。中山さんは日野原先生に師事しており、年に数度、研究結果の報告に日野原先生の元を訪ね、先生から音楽療法の意義などを聞いている。また、中山さんは上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケンさんとも親交があつく、デーケンさんが説く「死生学」にも興味をひかれ、生と死を見つめる活動にも参加している。◆番組では、難病と闘っている患者と向き合っている中山さんの活動の様子を通し、音楽が持っている癒しの力と、ふれあいから生まれるあたたかな空気を伝える。

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山間部や島しょ部などでは過疎・高齢化が急速に進み、医師不足が深刻化している。岡山県も例外ではないが、高梁市川上地区(旧川上町)では、地区に一つしかない診療所の医師が、住民の健康を守ろうとへき地医療に情熱を傾けている。川上診療所の常勤医・菅原英次医師53歳だ。1995年から14年間、この川上診療所で地域住民の健康を支え続けている。◆高齢化率が4割を超えるこの地区では、足の不自由なお年寄りや寝たきりのお年寄りが多いため在宅医療は欠かせないが、菅原医師は外来診療に加え往診や訪問診療を精力的に行い、その数は年間およそ1900回にのぼる。◆患者の多くは高齢者であることから終末期医療に携わることも多い。末期がん患者に対する緩和ケアも手がける。こうした患者を支えるには24時間365日の診療体制の整備が求められるが、他の医療機関とサポートし合うネットワークを築き、困難なへき地医療を継続させている。◆さらに、菅原医師は地域医療の将来に向けた活動にも力を注ぐ。へき地に医師を呼び込むためには若いうちから地域医療に関心を持ってもらうことが必要だとして、医学生の研修を積極的に受け入れるなど、医師を志す人たちに対する教育にも労を惜しまない。◆番組では、川上診療所に勤務するただ一人の常勤医・菅原医師に密着しながらへき地医療の在り方を探るとともに、病気や臓器そのもののみを診るのではなく“人を診る”、患者の心に寄り添い治療を進めていく菅原医師の姿を紹介し、真の医療とは何かを訴えていく。


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