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テレビ番組

FNSドキュメンタリー大賞 石炭奇想曲 夕張、東京、そしてベトナム

番組ID
200155
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放送日時
2007年05月31日(木)14:05~15:00
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北海道文化放送(UHB)
製作者
北海道文化放送(UHB)
制作社
北海道文化放送(UHB)
出演者
語り:後藤一也
スタッフ
プロデューサー:吉岡史幸、ディレクター:後藤一也、撮影:後藤佑喜、撮影:須藤秀男、撮影:後藤一也、音声:小林英明、編集:定居孝行、音響効果:早川歩希、題字:若山象風
概要
夕張の小さな集落、南部地区。17年前、夕張最後の炭鉱が閉山した場所だ。街は閉山後、急速に衰退した。残された人々は助け合いつつましく生きていた。ところが市は財政破綻し、住民生活を壊しかねない再建計画が発表される。日本中で炭鉱の記憶は薄れ「自己責任論」が飛びかっていた。◆一方で日本は過去最高の石炭消費量を記録していた。政府は国策で日本に唯一残った釧路の炭鉱マンをベトナムに派遣し、日本の炭鉱技術をベトナムに伝え、アジアに新しい炭鉱を開発しようと考えていた。釧路の炭鉱は閉山の危機を迎えていた。東京では電気の4分の1を石炭が作り出していた。しかし豊かな街で暮らす人々は、夕張の人々の悲しみを実感することができない。◆夕張、東京、そしてベトナム。一見すると全く関係がないようにみえる3つの場所。しかし「石炭」というキーワードで括り、視点を変えて世の中を見つめ直してみると、それぞれの場所で生きる人々の悲しみ、希望、喜びはつながっていた。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第55回報道番組部門最優秀)、ギャラクシー賞(第45回奨励賞)
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

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