テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

榎木孝明が描く風景 ~日本の世界遺産~ 岐阜・富山 白川郷・五箇山の合掌造り集落

番組ID
200120
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2004年02月24日(火)19:55~20:49
時間(分)
46
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
BSテレビ東京(BSジャパン)
製作者
ゼロクリエイト
制作社
BSテレビ東京(BSジャパン)、ゼロクリエイト
出演者
榎木孝明、ナレーション:笹峯あい
スタッフ
構成:政宗史子、演出:白井章満、制作:大野晴雄、制作:伊織秀二、撮影:湯浅幹雄、音声:坂本知之、照明:松永祐介、編集:藤塚正次郎、音響効果:小関尚孝
概要
岐阜県と富山県の県境の、双方に点在する合掌造りの集落には、日本の農村の原風景がある。◆白川郷は近年すっかり観光地化し、真冬でも訪れる人々が多い。◆長年の風雪に耐えてきた、がっしりとした合掌屋根の家屋、雪の綿帽子をかぶったお寺の鐘楼門など、画題を求めて榎木は雪道を精力的に歩き廻る。◆合掌造りの家屋だけでなく、周囲の田畑や人々の暮らしまで、あるがままの全てが世界遺産という、特別な地域である。絵筆の蔭に、村の人々の暮らしを気遣う。◆白川郷・五箇山の合掌造り集落

同じ年代の公開番組

ふくしまの素顔 炎の芸術 大堀相馬焼 ~貫入音を奏でる陶芸の里~

大堀相馬焼は、双葉郡浪江町(旧大堀村)一円で生産される焼き物で、素朴な味わいの中に、親しみのこもった楽しさが感じられ、一度見たら忘れることのできない、強い個性を持っている。この大堀相馬焼には、大きな三つの特徴がある。一つめは、「青いひび」といわれるひび割れが、器全体に拡がって字模様になっているということ。二つめは、狩野派の筆法といわれる、熟練した筆使いで、疾走する馬の絵が手描きされているということ。三つめは、「二重(ふたえ)焼」といわれ、製品の構造が二重となっているため、湯呑みなどは、お湯を入れても冷めにくく、手に持っても熱くないということだ。◆日用品でありながらも、深い味わいのある焼き物として知られている大堀相馬焼は、焼成後窯だしの際に、冷却によって「ぴーんぴーん」という貫入音(ひび割れ)が鳴り響く。この貫入音は、日常生活に潤いと安らぎを与えてくれる心地よい音として、福島県の「ふくしまの音30景」に認定されている。◆創業はおよそ300年前で、相馬藩士半谷仁左衛門の下僕、左馬という人物が創始者とされ、最盛期には、窯元の数も100数戸に及んだ。現在では23軒の窯元が組合をつくり、様々な陶芸家達が大堀相馬焼に情熱を注ぐ。◆番組ではこれらの窯元を中心に、大堀相馬焼とはどんな焼き物なのかということはもちろんのこと、新しいことにも取り組みつつ大堀相馬焼の歴史と伝統を守る窯元たちの焼き物に対する情熱を紹介する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組