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テレビ番組

金曜ファミリーランド 自転車少年熱走1400キロ ’93オレゴン夏物語

番組ID
010877
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放送日時
1993年09月17日(金)19:30~20:53
時間(分)
73
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
フジテレビジョン(CX)
製作者
フジテレビジョン(CX)
制作社
フジテレビジョン(CX)、オン・エアー
出演者
スタッフ
構成:釜澤安季子、撮影:吉田耕司、撮影:森田修、録音:森英司、VE:鎌倉恒夫、撮影助手:辻智彦、編集:岩立登志雄、音響効果:岡田貴志、ディレクター:福井茂人、ディレクター:石原孝仁、プロデューサー:鎌田敏郎、プロデューサー:高橋和男、プロデューサー:宮澤博
概要
12歳の少年の、オレゴン州1400キロの自転車旅行を記録したドキュメンタリー。◆前年の1992年、少年は自転車で日本縦断した。それをテレビで見たオレゴン州知事から、オレゴンの雄大な自然を自転車で満喫してほしいと、招待状と往復航空券が届いた。彼は夏休みに渡米し、ポートランドから17日間の自転車の旅をスタートする。日中は40度を超える暑さの中、チンプンカンプンのアメリカ初体験。モーテルで宿泊の交渉をしたり、州の協力で一般家庭にホームステイしたりしながら、父の待つゴールを目指す。
受賞歴
ATP賞(第11回ベスト20番組)

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タンゴに生きて 総集編 天国から届いた手紙

1992年8月22日に札幌市内の病院で静かに息を引取った、ドイツ人音楽家、オットー・ビット。北海道放送では、4年前からビットさんに密着取材し、ビットさんの波乱に満ちた人生を描いたドキュメンタリーを制作した。世界的バンドネオン奏者オットー・ビット氏に捧げる追悼特別番組。◆1918年ドイツに生まれたビットさんは、幼少時から手にした楽器バンドネオンの奏者として、若くして頭角を現す。ドイツ国内はナチスが台頭し、全体主義に突き進む“暗黒の時代”であった。ビットさんも戦線に招集され楽器を銃に持ち替えざるを得なかった。ドイツ第三帝国が崩壊し、彼の音楽家としての才能は一気に開花する。クラシックそしてアメリカ音楽。彼は貪欲に様々な音楽を吸収し、沢山の曲を作曲した。59歳の時に日本人女性と結婚し、今は札幌で静かに暮らしている。重い病気を患い楽器を演奏できなくなった老いた彼の夢は、妻の故郷・札幌で再びバンドネオンの素晴らしい音楽を提供することだった。1991年11月、夢は実現した。札幌交響楽団の協力で80名のオーケストラ編成でタンゴ演奏会を開催したのだ。ビットさんと指揮者・南安雄による入念なオーケストレーションのチェック。コンサート当日、ビットさんと南指揮のミュージシャンシップが実を結び、また、ビットさんがこの日のためにと補筆した譜面にならい、美しいタンゴが甦った。


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