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テレビ番組

東芝日曜劇場 露玉の首飾り

番組ID
001489
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放送日時
1979年06月17日(日)21:00~21:54
時間(分)
47
ジャンル
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ドラマ
放送局
CBCテレビ
製作者
CBCテレビ
制作社
CBCテレビ
出演者
スタッフ
作:市川森一、音楽:井上堯之、プロデューサー:伊藤松朗、人形:玉屋庄兵衛、技術:八手亦直満、照明:日比野鎮雄、美術:江本隆彦、美術進行:桜井信次、音響効果:篠原利夫、演出:村上正樹
概要
“菩薩と夜叉”二つの顔をもつ更科姫人形になぞらえて、人間の内面に潜む二面性を幻想的に描く。◆音羽外語学院の院長・沢井貴子(岡田嘉子)は、一人娘の瑠璃子(夏目雅子)から一通の手紙を受け取った。瑠璃子は、家出して木偶(でく)師の竹田文造(萩原健一)の妻となり、長く音信普通だった。その手紙には、「私を助けてください。ここは地獄です。母さまに背いてあの人と一緒になったことを悔やんでいます。私に五百万円と離婚届の用紙を送ってください。」とあった。貴子は胸のつまる思いで夫婦が暮らす岐阜県・郡上八幡へ向かう。そこは、ちょうど年に一度の盆踊りの時期で、夜風にのって郡上踊りの歌と囃子が流れていた。まだ見ぬ娘の夫はどんな男なのか、瑠璃子はどんな生活をしているのか、貴子はいらだつ心を抑えながら文造の家を訪ねる。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第27回娯楽番組優秀)

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竹原市忠海町にある開発八幡神社の祭礼は、毎年7月14日に近い日曜日に行われるが、その日、境内に鎮座まします脇宮の八坂神社から「祇園みこし」が出る。祭礼最大の呼び物が、この神輿である。◆重量560キロもの神輿を担ぐのは、「こっさん(輿守さん)」と呼ばれる20歳の青年たち。ただ神輿を担いで練り歩くのではなく、町内の要所要所で、指揮者の掛け声によって様々な「神輿廻し」を披瀝する。勢いよく左右に傾ける「座り担ぎ」や「立てり担ぎ」、空中高く差し上げる「とっちゃげ」、神輿の腹を見せるように片側の担ぎ棒を宙に突き上げて回す「たて回し」など、荒々しく自在に操るその様は、祭神の須佐之男命に退治された八岐大蛇がのたうつかの如くである。山場で若衆が着る胴衣の背中には、地元の娘たち手作りの「猿」と呼ばれる縁起ものがびっしり取付けてあるが、見物人は我勝ちに「猿」をもぎ取る。“病が去る”との魔よけである。この日「こっさん」達は、早朝から夜更けまで町内隈なく神輿を揉み歩き、これで初めて一人前の成人として認められる。忠海の祇園みこしは、昭和59年に広島県無形民俗文化財に指定された。 


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