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テレビ番組

ラララ白山 かつ先生のふしぎ教室〔7〕 白山ろく・森の巨人たち

番組ID
201601
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放送日時
2004年07月10日(土)11:45~12:00
時間(分)
11
ジャンル
school
教育・教養
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ドキュメンタリー
放送局
テレビ金沢(KTK)
製作者
テレビ金沢(KTK)
制作社
テレビ金沢(KTK)
出演者
スタッフ
制作:金本進一、演出:橋本哲、撮影:窪克秀、音楽:S.E.N.S.
概要
日本三名山のひとつ白山の大自然の魅力を、「かつ先生」こと尾張勝也さんが地元の子どもたちと一緒に理科の視点から伝えるシリーズ。(2004年4月17日開始)◆白山ろくには、その地区のシンボルともいえる森の巨人…巨樹・巨木がたくさんある。深い森の中、整備された木道を進んでいくと、太い枝が扇のように広がった「太田の大トチ」が目の前に現れた。その大きさに驚いた子供たちの目がいっそう輝く。山の持ち主によると、高さと幹周りは約13メートル、年齢は1300歳。森で一番長生きしている生き物だ。◆かつ先生と子供たちはポッカリと空いた大トチの中へと入っていく。空洞はかなり広い。ちなみに空洞があっても、木が外側が成長するので周りにちゃんと栄養が行きわたれば、枯れることはない。かつ先生がこの仕組みをアイスのコーンを使って教えてる。◆太田の大トチは誰でも散策できる場所にあるが、険しい登山道を登った場所にも、人知れず大きく育った巨人たちがいる。かつ先生は白山釈迦岳への登山ルートの一つ、白山禅定道の中間地点にある大ヒノキを訪ねた。このヒノキ、まるで木の肌が女性のようにスベスベしていてなんとも触り心地がいいそうだ。厳しい登山の合間に、この大ヒノキを見て、心を休めた登山客も少なくないとか…。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第53回放送活動部門入選)、日本民間放送連盟賞(第54回特別表彰部門青少年向け番組最優秀)

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日本三名山のひとつ白山の大自然の魅力を、「かつ先生」こと尾張勝也さんが地元の子どもたちと一緒に理科の視点から伝えるシリーズ。(2004年4月17日開始)◆この回は夏の白山登山に挑戦。可憐な高山植物が出迎えてくれた。土石流でつり橋が流され、しばらくの間、砂防新道が通行止だったが、新しい橋が完成、7月24日に開通した。7月下旬は白山の高山植物が一番の見頃を迎える季節。撮影スタッフもところどころで足を止め、いろんな花を撮影していった。石川県の花・クロユリの匂いを、おそるおそるかいでみる子供たちとかつ先生。「プールのにおい…?」。クロユリはハエをおびき寄せて、花粉を運んでもらい受粉している。つまりハエが好きな匂いを出しているのだ。◆白山には「ハクサンコザクラ」や「ハクサンフウロ」、「ハクサンボウフウ」といった、「ハクサン」の名のつく花・植物が18種類ある。ほかにも「ゴゼンタチバナ」のように、主峰・御前峰の「ゴゼン」がついたものも。これは白山が早くから開かれた山で、江戸時代から植物学者などが調査していることから、白山で最初に見つかった品種が多いからなのだ。この回の登山では上記の3つのほか、「ハクサンイチゲ」「ハクサンシャジン」「ハクサンシャクナゲ」「ハクサンタイゲキ」を撮影することができた。


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