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ラジオ番組

村上美香のヒトコト

番組ID
R23058
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放送日時
2020年04月12日(日)14:30~14:59
時間(分)
51
ジャンル
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
熊本放送(RKK)
製作者
熊本放送(RKK)
制作社
熊本放送(RKK)
出演者
スタッフ
制作:宮脇利充
概要
毎週日曜の午後、大人が楽しめる会話と音楽を提供するトーク番組。パーソナリティの村上美香が、今会いたい人をスタジオに招き、ゲストの記憶に残るヒトコト、大事なヒトコトを聞く。(2018年10月放送開始)◆この日のゲストは、ドローン技術者の中田浩毅さん(49歳)。日本のドローン界のパイオニアである中田さんは、2016年11月から翌17年3月まで第58次日本南極観測隊に同行して、ドローンを使って大気観測を行った。前編(12日放送)のテーマは「南極」。南極という特別な場所での数か月にわたる生活を聞く。後編(9日放送)のテーマは「ドローン」。開発過程の驚きのエピソード、そして今後の可能性、ドローンが未来に貢献することなどを聞く。(12、19日放送分を公開)

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1980年、知人から「高島は儲かるらしい」という話を聞いた岩崎健典さん(当時38歳)は、お金を稼ぎたい一心で妻と二人の子供を連れて高島へ船で渡る。酒におぼれ、短気を起こしてばかりの人生をやり直すためでもあった。しかし高島炭鉱で待っていたのは高い給料と引き換えの過酷な労働環境だった。職場は地下1000メートルの真っ暗な海底トンネル。常に恐怖を感じながら必死で石炭を掘り運んだ。天井から落ちてくる石をよけながら弁当を食べる毎日。落盤事故もあればガス爆発事故もある。大けがをした同僚を間近に見ながら、いつも粉塵まみれで家に戻った。「海の底が地獄だとしたら自分たちはさらにその下で働いているのだ」と考えることもあったが、死と隣り合わせの日々を生き抜く中、不思議な充実感を覚えるようになる。高島での過酷な6年間を振り返り、「あの地獄のような日々があったからこそ今の自分がある」と感謝の思いを口にする岩崎さん。現在、長崎市の軍艦島ミュージアムで炭鉱の歴史の案内人を務め、当時の様子を伝えている。


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