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ラジオ番組

畜産王国宮崎、未来に託す夢

番組ID
R21145
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放送日時
2013年05月25日(土)19:20~20:00
時間(分)
39
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
宮崎放送(MRT)
製作者
宮崎放送(MRT)
制作社
宮崎放送(MRT)
出演者
語り:迫田江里、語り:森井麻衣
スタッフ
構成:二木真吾、ディレクター:二木真吾、プロデューサー:紫安伸一、編集:森正一郎、取材:二木真吾
概要
約30万頭の家畜が殺処分された口蹄疫から3年、ある少女と畜産農家の復興への思いを伝える。◆三輪さんは、口蹄疫が最初に確認された都農町の中学生。幼い頃から祖父母の牛舎で牛の世話を手伝っていた。そして小学6年だった2010年4月に口蹄疫が発生し、三輪さんたちの牛舎でも、前日に生まれた子牛も共に、全頭が処分された。学校を休んで牛たちの最期を見届けた三輪さんが、3年を経て今まで語らなかった思いを地元紙の作文コンクールに綴った。ずっと忘れないでほしい、二度と繰り返してはいけないというその思いを届けるために。永友さん(当時68歳)の牛舎でも口蹄疫の感染が確認され、39頭の牛が殺処分された。「もう畜産は無理だ」と一度は諦めようとしたが、仲間からの支援もあり、経営を再開。その後、五年に一度の全国和牛能力共進会で和牛の日本一を目指すため、ゼロからの挑戦が始まる。口蹄疫からの復興のため。犠牲になった牛たちのため。そして、亡き孫娘との約束のために日本一を取るまでを追う。

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