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ラジオ番組

ラジオ文芸館 蝶

番組ID
R03129
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年07月09日(日)22:15~22:55
時間(分)
40
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
朗読:濱中博久
スタッフ
原作:宮本輝、演出:藤井彩子、制作:清水紀雄、制作:阿部陽子、制作統括:渡部英美、技術:佐藤善次郎、効果:大池隆仁
概要
アナウンサーが文芸作品を朗読するシリーズ。今回は宮本輝作「蝶」。◆昭和50年代の大阪。国電環状線のガード下に、休業日の多い不思議な理髪店があった。車のセールスマンの“私”は一人暮らし。ある日、私は「お化け屋敷」と呼ばれるその理髪店に入ってみようと思い立つ。朗読:濱中博久
受賞歴
ギャラクシー賞(第44回選奨)

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ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


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