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ラジオ番組

かにタク言ったもん勝ち! なごやの歌!あおなみ旅情

番組ID
R02772
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放送日時
2005年05月31日(火)09:00~12:00
時間(分)
54
ジャンル
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トーク・ワイドショー
放送局
東海ラジオ放送
製作者
東海ラジオ放送
制作社
東海ラジオ放送
出演者
スタッフ
制作:則武勝也、演出:則武勝也、脚本:千田伸子、構成:千田学
概要
東海ラジオ平日午前の生ワイド番組。パーソナリティは蟹江篤子とタクマ(1997年4月放送開始)。◆「名古屋にはこれといったご当地ソングがない!」という発言に端を発し、番組でオリジナルのご当地ソングを募集したところ、約30件の応募があった。これをもとに「かにタク歌謡祭」としてコンテストを実施、リスナーに投票してもらった。見事1位になったのが、名古屋臨海鉄道「あおなみ線」について歌った「Okan’s(おかんず)」の『あおなみ旅情』。Okan’sは中川区の町おこしのボランティアグループのメンバーで、元スクールメイツの主婦2人。その後この歌は反響を呼び、携帯の着メロになったり、あおなみ線のイメージソングとして駅のホームで流れるようになった。◆スタジオにOkan’sをに迎え、『あおなみ旅情』にまつわる街の声、歌の作者へのインタビューなどを交えながら、小さなサクセスストーリーとして紹介する。

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日本初の私鉄電車と松本重太郎

日本で初めての私鉄・阪堺鉄道。今から120年前の1885年12月27日、大阪の難波と堺の手前の大和川停留場を結ぶ7.6キロで開業した。多くの来観人民で埋まった沿線を、イギリス製の機関車「和歌号」は歓声と緊張の中、走り抜けた。阪堺鉄道を立ち上げたのは、当時大阪の経済界でこの人ありと言われていた松本重太郎である。◆開業時、すでに第百三十銀行頭取であった重太郎は、鉄道の建設予定地に立ち、人が通れば小豆の粒を、人力車が通れば大豆の粒を右懐から左懐に入れ替えて通行量調査(今で言うマーケットリサーチ)を行った。暮れも押し迫った12月27日の開業にも、計算されたメディア戦略があった。120年前の新聞内容を再現すると、開業日には花火が打ち上げられ、祝いの餅がまかれ、大阪中の芸子が勢揃いして招待客を接待した。◆重太郎は、鉄道・紡績・ビール・精糖・銀行と起業し、当時の関西経済界を席巻したが、功績にまつわる資料はほとんど残っていない。晩年、紡績事業のつまづきから銀行の取り付け騒ぎが起きて破産するが、「悉皆出します」と一族の全財産を投げ出して潔く引退した。この潔さを小説にしたのが城山三郎、題名は「気張る男」。◆番組は、開業当時の機関車「和歌号」が120年前を回想する形で進行。阪堺鉄道にまつわるエピソードを、重太郎の功績を中心に紹介する。歴史研究者、出生地での伝聞、ひ孫の松本洋さんの証言、ルポライターの現場リポート、各種資料を紹介するアナウンサーが次々に登場、「和歌号」をサポートする。出演は笑福亭小松。


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