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ラジオ番組

翼が運んだ20年 犀川・ハクチョウ賛歌

番組ID
R02509
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2004年02月01日(日)21:00~21:40
時間(分)
39
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
語り:塩入美雪
スタッフ
構成:西澤修、制作:西澤修、制作:田代深志、技術:伊藤俊道、取材:西澤修
概要
上高地から信州安曇野を流れる清流・犀川(さいがわ)。北アルプスを望むこの地に、4000キロ離れたシベリアからコハクチョウが舞い降りたのは20年前。地元の「アルプス白鳥の会」のメンバーが観察や給餌活動に乗り出し、長野県内でも屈指のハクチョウ飛来地となった。ハクチョウは、氷点下の寒さが続く冬の厳しさをいやしてくれる心の慰めでもあり、春が訪れるまでの友人ともいえる。しかし水鳥がおかれている環境は大きく変化し、必ずしも心休まるものではない。釣りの錘(おもり)を飲み込む鉛中毒、外敵に襲われるケースなどが相次いでいる。◆番組では白鳥会のメンバーや近くの獣医師らが、ハクチョウの北帰行までを温かく見守る姿を描きながら、自然と人間のありようを見つめる。

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