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テレビ番組

被爆80年報道特別番組 彼女が世界に語る理由

番組ID
218727
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放送日時
2025年08月06日(水)09:50~10:45
時間(分)
50
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
テレビ新広島(TSS)
製作者
テレビ新広島(TSS)
制作社
テレビ新広島(TSS)、TSSプロダクション、東京サウンドプロダクション
出演者
ナレーター:草刈正雄
スタッフ
題字:浜崎壽賀子、協力:Emi.Y(英語)、協力:Fusae.K(英語)、撮影:馬越芳哲、撮影:木村貴司、撮影:高山祐一、撮影:水重良紹、撮影:山本龍、撮影:渡辺亮介、取材:石井百恵、取材:古賀颯祐、取材:矢野寛樹、取材:若木憲子、コーディネーター:岩崎美幸、撮影:山田大介、音声:村上和弘、MA:講崎友蔵、EED:須山葉子、美術:吉村亮二、広報:高瀬晴菜、編集:澤江哲史、ディレクター:石井百恵、プロデューサー:黒川陽央
概要
2024年12月、ノルウェーのオスロで行われた日本被団協のノーベル平和賞授賞式。その式に招待された被爆者の小倉桂子さん(当時87歳)は、英語で直接世界の人に語り掛け、1人1人は小さな力でもそれがやがて大きな力になると訴えた。被団協に所属していない小倉さんがなぜオスロに招待されたのか、そしてどんな覚悟と想いでその場に立っていたのか、そこには彼女のこれまでの人生をかけて紡ぎ出した想いがあった。カメラはコロナ禍の2021年から5年間、小倉さんを追いかけた。小倉さんは年間約2000人と会い、1人1人と向き合い平和の大切さを伝え、各国のリーダーたちにも直接声を届けていた。しかし、その間もどんどん著名な被爆者が亡くなっていく。小倉さんは寂しさを抱え、時には弱音を吐きながらも活動していく。そして小倉さんの想いは、アメリカで被爆の実相を伝え継承を始めた日本人教師や、その授業により変化していくアメリカの大学生たちなど、確かに広がっていた。「最後の仕事」という言葉を使い、小さな体で行動する姿を通して、我々が受け取るべきバトンのその先を考える。