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テレビ番組

土曜どきゅめんと 奇形ザルを追って二年

番組ID
001443
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放送日時
1978年10月07日(土)23:30~00:00
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
語り:高梨欣也
スタッフ
制作:貝谷昌治、演出:村上次郎、撮影:森川法夫、編集:藤田幸司、録音:勝野繁喜高橋昴
概要
淡路島モンキーセンターなど日本各地の野猿公園で集団発生している奇形ザルの生態を2年間にわたって取材、その原因としてえさに含まれる残留農薬などによる環境汚染が浮かび上がる過程を克明に記録。生存と環境の問題について市民社会へ警鐘を鳴らす。
受賞歴
ギャラクシー賞(第16回、選奨)

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尾道市で「一宮さん」と呼ばれて親しまれている吉備津彦神社は、東土堂町の宝土寺境内にあり、毎年11月3日には「べっちゃ祭り」が行われる。神輿の巡幸が祭事の主体ではあるが、先導をするのが「べっちゃー」と獅子舞である。◆「べっちゃー」は神話や謡曲、狂言に出てくる異形の顔で3種あり、「べた」が武悪武神の容貌を、「そば」はオロチを、「ショーキ」は天狗の猿田彦命を表し、これらの面を被った氏子3人が、祝儀やササラを持って、子供らを追い回す。「べっちゃー」は「べた・そば・しょーき」が訛って祭名になったらしい。社伝によると、江戸期の文久4(1807)年に飢饉で悪疫が流行り、尾道奉行が病魔退散を祈願した際、“神輿を先頭に異様な形相の者たちが、行列の先導を務めた”事に由来すると言う。尾道では、祝棒やササラに突かれると良いことがあるとされ、母親も泣きわめく幼児を、わざと差し出す。悪童やお転婆達は、3怪人の名前を囃したて、追いつ追われつ、路地から路地へと走りまわる。市内は終日、急調子の笛太鼓と子らの歓声に包まれるのである。昭和37年、尾道市の重要民俗資料に指定された。


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