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ニュース映画

大毎ニュース 519 梅雨前線大暴れ 各地に豪雨禍

番組ID
N01220
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1961年07月05日(水)
時間(秒)
289
カテゴリ
社会
概要
1961年6月24日から降り始めた雨は、一週間にわたって各地に被害をもたらした。長良川など各河川が増水、津島市はいたるところが水浸し、伊勢湾台風の記憶も生々しい名古屋市の人々はまたも水に追われて、競馬場のスタンドで不安の一夜を明かした。都市計画を誇った名古屋駅前中心街も下水が氾濫して地下街は水浸し、完成したばかりの愛知用水も知多半島の三池トンネルの山崩れで通水式は延期になった。静岡県狩野川では堤防補修工事が完成していたため大きな悲劇を繰り返さずにすんだ。長野県飯田市では堤防が至るところで決壊、死者・行方不明が40名、下伊那郡大鹿村大河原では山崩れに襲われて120名、兵庫県では41名、横浜でも市内で19人犠牲者がでた。ずさんな宅地造成が招いた人災に中村梅吉建設大臣は「民間がやる場合もっと厳重な規制を行う」と語った。また起るかもしれない人災に、宅地造成の立法化が強く望まれている。

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50年に一度の大遠忌ラッシュを迎える京都。東本願寺では親鸞聖人7百回忌を前に大修理が行なわれ、信者誘導にお坊さんが無線電話のトレーニング。負けてはならじと西本願寺は1万2千人を収容する特設スタンドを作り、信者のおいでを待っている。大法要の営まれる本堂の扉をはずして、全部見られますという仕組。皮算用を胸に手ぐすねひくのは仏具屋さん。漆塗りも猫の手も借りたい忙しさである。1961年3月1日は知恩院の法然上人750年大遠忌。華頂山はざっと5万人の善男善女で埋まり、名物レディーポリスも整理に一役買う。お坊さんは信者拡張のチャンスとばかり、先頭に立って庭儀と称する大デモンストレーション。婦人詠唱隊の大合唱がお山に轟く。ハモンド・オルガンに鐘、太鼓の鳴物入りで大法要が始まれば、入りきれない人々はお寺の有線テレビでどうぞ。本堂に至る回廊は数珠を手にした信者の数珠つなぎ。押し合いへし合い焼香台に近づけば唯一念に南無阿弥陀仏。しかし、ありがたやありがたやも後がつかえて、とどのつまりは札止め制限。一方旅館は千客万来、やっと一息ついたお客さん、ここでようやく安心立命を得たようである。


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