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ニュース映画

毎日世界ニュース 377 自衛隊記念日

番組ID
N00663
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上映日
1958年11月05日(水)
時間(秒)
195
カテゴリ
社会
概要
11月1日は自衛隊記念日。1958年11月1日も神宮外苑では岸信介首相の観閲式が行われた。一方この日全国の基地のある町では、核兵器反対・基地反対の共同行進デーとあって、基地に向かってデモ行進を展開。相反する二つの行進が始った。自衛隊では、誘導弾エリコンを公開したり、「タンク」で子供たちのご機嫌をうかがったり、物分かりの良い文化人を一日入隊に誘い出すなど、このところPR戦にもこれ努めている。浜松基地では、山下清画伯を招いて、一日指令官に祭り上げた。にわか少将になって得意満面の山下さんは、自慢のスケッチでたちまち隊員の人気を集める。「自衛隊は外国から国を守るほかに、国の中の戦争に備えるんだな」と鋭い質問を放った山下さん。そのあと「ぐれん隊や強盗との戦争だな」とつけ加えたため、従卒が「それは警察の役目ではないでしょうか」と訂正する次第となった。

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毎日世界ニュース 334 今年こそは!

総選挙の年を迎えて、犬年生まれの社会党浅沼稲次郎書記長、1958年こそはとお伊勢参りに出かけた。一方岸信介首相も、政権の長期安泰を願って恭しく初詣である。1958年1月2日、皇居で行われた国民参賀には13万を超える人波がつづき、天皇・皇后両陛下と新しい年の門出を祝った。日韓会談が完全に妥結して、釈放されることになった九州大村収容所の韓国人抑留者たちは、賑やかに正月を迎えた。7年間も夫や子の釈放を待ちわびていた日本の留守家族にとっては、なによりも嬉しいお年玉である。東京江古田の青果市場では、1月3日、宝船や獅子舞も賑やかに初せりである。東京兜町も、4日から威勢のよい手じめの音で新春の立会いが始まった。株屋さんの店先は、マネービルに熱心なお客さんがはやばやと詰めかけている。こちらは財政金融の総本山、日本銀行では今年も大いに貯蓄して下さいと呼びかけているが、新年度の予算編成も大詰めにきた大蔵省では、一万田尚登さんも頭を痛めている。主計局も各省から出された要求額の査定に正月も返上、そろばんと首っぴきである。ともかく今年こそはしっかりとした予算を組んで欲しいものである。


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毎日世界ニュース 381 特集 おめでとう皇太子さま

1958年11月28日、婚約発表後初めて皇太子さまを訪問される正田美智子さんの車を囲んで、東宮仮御所の前は大変な人波である。11歳の時(1945年)終戦を迎えられた皇太子さまは、バイニング夫人から民主教育を受けられる一方、スキーに、乗馬に逞しい成長を遂げられた。昭和27年(1952年)には皇居仮御殿で晴れの成人式(加冠の儀)、翌28年(1953年)には天皇陛下の御名代として、エリザベス女王の戴冠式に列席され、半年にわたる外遊生活で海外の事情にも親しく目を注がれた。帰国後も学習院大学の聴講生として、勉学に努められるかたわら、数々の御旅行や一般の社交のうちに、社会人としての教養を身につけられた。こうして華やかな青春を送られる皇太子さまをめぐって、ようやくお妃の噂が立ちはじめ、1958年の秋には皇太子さまの意中の人として、正田美智子さんの名が浮かび出てきた。世間の噂のさなか、一人外遊を終えて羽田に降り立つ美智子さん、買物先にもカメラがつきまとい、一時は家の門から行く先々へ追い回されるなど、大変な騒がれようだった。こうして1958年11月27日、晴れの発表を待って、正田家の出身地群馬県館林市は、町をあげてお祭り騒ぎに沸き立った。テレビを見て喜ぶ美智子さんの小学校友だち。夜空を彩る提灯行列。この日、日本中が若いお二人の幸福を慶んだのであった。


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