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ニュース映画

毎日世界ニュース 357 汚水放流に漁民の怒り

番組ID
N00586
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上映日
1958年06月18日(水)
時間(秒)
227
カテゴリ
社会
概要
関東平野を流れる江戸川が、東京湾にそそぐ千葉県浦安町付近一帯は、上流にある本州製紙江戸川工場の放流する汚水のため、ノリは育たず、魚や貝は死滅し、漁民に大きな痛手を与えている。田圃でも、江戸川から水を引くことも出来ずに、荒れ放題という有様である。このため、汚水の放流に町をあげて反対し続けている浦安町の漁民と、本州製紙工場との間でしばしば交渉が行われていたが、工場側で漁民との協定を破って汚水を流したため、1958年6月10日の夜、およそ1000人の漁民が工場に押しかけ、ついには乱闘騒ぎとなった。警官も出動したが、激昂した漁民によって工場の事務室はメチャメチャに壊されてしまった。この乱闘で8人が検束され、60余人の負傷者を出した。早速この問題は参議院の決算委員会でも採り上げられ、木下又三郎本州製紙社長や関係者が参考人として召喚された。一方、本州製紙には東京都から操業停止命令が出されたが、化学工業が盛んになるにつれて、益々増える汚水を取締る法律がない現在、根本的な対策が強く望まれている。

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