ニュース映画
毎日世界ニュース 259 「生きていてよかった」 十一年目の「原爆の日」
番組ID
N00135
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上映日
1956年08月08日(水)
時間(秒)
345
カテゴリ
社会
概要
“あの日”から11年目の1956年8月6日、40万広島市民は平和の誓いを新たにした。爆心地に近い原爆慰霊碑前で、原爆死没者慰霊式と平和記念式が開かれ、渡辺忠雄広島市長が平和宣言を力強く読み上げた。市内の原子病対策協議会には、毎日原爆症の患者の姿が絶えない。明日をも知れぬ身体をベッドに横たえて、暗い日々を送っている人もある。しかし、生き残った人々は、力強く再起への道を進んでいる。いまも街の片隅に、“あの日”の傷痕が残っている長崎の街にも、原爆症にあえぐ人々の姿がある。東京では、1956年8月6日の夕方から、両国の国際スタジアムに世界各国から代表者が参加して、第2回原水爆禁止世界大会東京大会が開かれ、“原爆許すまじ”の悲願に燃えて、20000人の参加者が東京アピールを採択した。そして、全世界のすべての人々が“生きていてよかった”という日まで、この運動が続けられることを力強く約束した。