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ニュース映画

毎日世界ニュース 250 第23回日本ダービー

番組ID
N00085
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1956年06月08日(金)
時間(秒)
145
カテゴリ
スポーツ
概要
競馬ファン待望の第23回日本ダービーは、1956年6月3日、東京競馬場で行われた。27頭の若駒は小雨けむる中を一斉にスタート、スタンド前でエンメイ、トサタケヒロは落馬、エンメイの阿部正太郎騎手は重傷を負った。観衆8万人が熱狂した波乱のレースは、保田隆芳騎手騎乗のハクチカラが最後の直線で先頭に立ってそのまま独走、見事ダービーの栄冠を勝ち取った。

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1956年11月22日、11万の大観衆で埋まったメルボルン・オリンピック・メインスタジアムでは、世界67ヵ国4千人を超える若人によって、「民族の祭典」第16回オリンピック大会の華やかな開会式が行われた。各国の選手団は、民族特有の色とりどりの服装で次々に入場、中でも日本選手団の整然たる行進はスタンドの賞賛を浴びた。午後4時25分エジンバラ公の開会宣言が行なわれ、遙々とギリシャから主催国オーストラリアへとリレーされた聖火が、金色の聖火台に赤々と点ぜられた。大会2日目、女子円盤投げ決勝、チェコのフィコトワは53m69cmを投げ、オリンピック新記録で優勝。日本の吉野トヨ子は惜しくも予選で失格だった。10000m決勝は、ソビエトのクーツと、イギリスのフィリーによる息詰まる接戦の末、28分45秒6のオリンピック新記録でクーツが優勝。日本選手の活躍が期待される重量挙げバンタム級では、アメリカのヴィンチが342.5キロで優勝。日本の古山征男はよく頑張って8位に入った。この日、日本選手はよく健闘し、バンタム級では南部良雄が305キロの日本新記録で第6位、フェザー級では白鳥博義が325キロの日本新記録で堂々第5位に入賞した。こうして国境を越えて結ばれたスポーツの祭典は、2週間にわたる豪華な幕を開けたのである。


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