テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

小さな種が芽を出すとき ~地域医療にかける若き医師~

番組ID
213521
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年05月28日(月)20:00~20:55
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
三重テレビ放送(MTV)
製作者
三重テレビ放送(MTV)
制作社
三重テレビ放送(MTV)
出演者
ナレーション:稲葉寿美
スタッフ
撮影:河辺佳史、撮影:中本廣展、撮影:川村雅一、撮影:丹下順一、編集:岩室敏之、空撮:岩室敏之、CG:豊田睦子、MA:堀道一、ディレクター:川田真梨子、撮影:川田真梨子、チーフディレクター:平田雅輝、プロデューサー:小川秀幸
概要
高齢化や医師不足が叫ばれている三重県の南部地域で、地域医療に尽力する一人の若き医師がいる。御浜町の紀南病院に勤める内科医・濱口政也さん。和歌山県新宮市出身の濱口さんは、患者と継続的に関わりたいと地域医療に携わる道を選んだ。なぜ地域医療の道を選んだのか、どのような医療を目指しているのか、濱口さんの育った環境や恩師の教えを交えながら、その思いに迫った。そして、紀南地域の課題の一つ、防災について取り組んでいる濱口さんの仲間もいる。過疎化が進む紀南地域で医療活動を続ける医師にスポットをあてながら、地域が抱える課題、そして、解決に向けて取り組む若き医師たちの姿を追った。

同じ年代の公開番組

FNSドキュメンタリー大賞 よっちゃん 命の大切さを伝えた紙芝居「つなみ」

岩手県の三陸海岸は地震に伴う大津波の度に大きな被害を受け、多くの命が奪われてきた。岩手県宮古市田老で生まれ育った田畑ヨシさんは、津波を防ぐのは難しいが、伝えることならできると考え、紙芝居を作った。そこには、幼少の頃に明治三陸地震津波を経験した祖父から聞いた話と、自分が幼い頃に体験した昭和三陸地震津波の恐怖、その後の生活の苦しさが描かれている。主人公“よっちゃん”はヨシさん自身だ。初めは孫のために描いた絵本だったが、後世に語り継ぐ大切な教材として注目された。2011年に発生した東日本大震災。その津波で、ヨシさんは家を流され、長男が住む青森に移住することとなる。そこでヨシさんは故郷・田老を思いながら新たに紙芝居を描いた。全国から、紙芝居を読んで欲しいという依頼が寄せられ、今度は娘と共に再び読み聞かせを始めた。“いのちてんでんこ”。自分の命は自分で守るように語り続けたヨシさんは、2018年2月、故郷から遠く離れた青森で亡くなった。38年に渡って紙芝居を読み続けた田畑さんの人生を綴り、故郷・田老を思い続けた“よっちゃん”の思いを伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組