東北の伝統美シリーズ 東北の民芸 岩出山の竹細工 | テレビ番組 |
番組ID | 214333 |
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放送日 | 1970 |
分数 | 13 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | 東北放送(TBC) |
製作者 | 東北放送(TBC) |
制作社 | 東北放送(TBC) |
概要 | 東北の風土や生活の中から生まれた民芸品を紹介するシリーズ。放送番組センター協賛番組。(1970年4月~7月放送)◆伊達政宗ゆかりの地、宮城県岩出山町に伝わる竹細工。冬を前に年に一度催される互市では現在(撮影当時)でも花形商品だ。300年ほど前の享保年間、4代目岩出山城主の伊達村泰が京都から技術を取り入れ、内職として奨励し、郷土の産業の振興を図ったことが始まりとされる。今では町経営の竹細工指導所が、その技術を保存し、研究改良を推し進めている。指導所の所長で先生の飯田さんは、日本各地の物産展ではたくさんの竹細工を持ち込みセールスマンに早変わりする。農閑期の11月から冬の間、しの竹を切り、竹の皮を剥き、編み上げる。岩出山の竹細工はよその地方の竹細工に比べ、丈夫で弾力に富み、素朴な美しさに満ちている。現在(撮影当時)、竹細工を生業とする人は約500人、竹細工のみで生計を立てている人は半数。残りの半数は農業と兼業だ。民芸ブームに便乗することもなく、昔からの手仕事を愛する人たちが今も竹を編んでいる。 |